今が2022年。
私は2018年2月に開業届を出して個人事業主となった。その少し前から兼業ライターを始めていたのだが、クラウドソーシングサイト「 クラウドワークス 」に登録し、文章を書き始めたのは2016年4月のことである。
そしてクラウドワークスでの書き仕事を始める少し前に、副業というかお小遣い稼ぎというか、コツコツとやっていたのが「ポイ活」である。
ポイ活は
「ポイント活動」の略で、消費者向けのポイントサービスを積極的に活用して商品やサービスの割り引きなどの特典を受けること。
出典元:朝日新聞出版 知恵蔵mini
という意味だ。
ポイ活は、とにかくコツコツやる必要があり、隙間時間を活用できる人ならいいが、隙間時間にポチポチやりたくない、もっと大きく稼ぎたいといった人には不向きな活動だ。ライターとしての仕事が順調に進むにつれてポイ活から離れていった私だが、最近、再びポイ活「欲」が出てきた。
理由は「暗号資産(仮想通貨)」の存在である。
最近の私の趣味は「投資」で、その興味の枠の中には暗号資産も含まれている。
暗号資産はまだ触れたことがないが、たまたま本屋で手に取った本、坂井豊貴『暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない』(2019年2月、SBクリエイティブ)を読んだら暗号資産の成り立ちや世界が面白く感じられ、「手を出したい」と思ったのである。
が、つい先日、「ビットコインが下落」というニュースが目に飛び込んだこともあり、まだまだ不安定な市場なんだろうな〜といった印象を抱く。
しかし、興味は尽きない。さて、どうするか……と悩んでいたら、経済誌や経済系のWEBメディアで「貯めたポイントで暗号資産の取引をする」的な一節を見た。それなら取り組みやすそうである。
では、どんなサービスでポイントを貯め、どう取引しようか。方法を模索していたら、冒頭で述べた、むか〜しやっていたポイ活サイトがポイント交換先に“仮想通貨ビットコイン”と書いているのを目にした。これだ!!!
ということで、再び マクロミル に登録することにした。
正直、マクロミル以外のアンケートモニターサイトに登録したことがないので、いい点・悪い点を比較することができないが、会社員時代、答えやすそうな質問に淡々と答えて、まあまあなポイントを貯めていたので、「コツコツやる」が死ぬほど苦手な人以外は「普通〜面白い」という感想を抱くと思う。
時々参加できる、会場に出向くなどして行われる参加型のアンケートも面白かった記憶がある(今は新型のコから始まりスで終わる、厄介なウイルスの影響もあるからやってないかもしれないけど)。
暗号資産の世界に飛び込むために、ポイ活を再開する。「億り人」を真剣に目指している人から見れば生ぬるく、暗号資産の世界を「危なっかしいもの」と捉えている人から見ればハラハラするのかもしれないが、まあ、そんなこんなで、唐突に再開しようと思った次第である。
そんなお話。
経済誌等で「暗号資産のマイニングが環境破壊を起こす」という一文を見た時、「なんで?」「ていうかそもそもマイニングってなに?」「仮想通貨と暗号資産って違うの?」と疑問だらけになったのだが、この本を読んで理解できた。暗号資産で稼ぐ、といった趣旨の本ではない。「『暗号資産とは』の本」だと考える。