ハフィントンポストでこんな記事を見つけました。
多分同い年の女の人で、普段のメイクの雰囲気を見る限り、割と”おしゃれ”な女の人だと思っている(おしゃれか否かの基準は”私”なので、大抵の子は”おしゃれ”である笑)。
9月いっぱいすっぴんで過ごしたことを日記形式で連載。読むのが楽しみでならない。彼女の記事を読んで、「メイクしない女は・・・」云々に対して私が思うこと。
メイクしない女は
今回この話題を記事にしようと考えた時、「メイクしない」というキーワードで検索した。
すると上位には、「女じゃねえっ・・・」というタイトルの、”化粧しない女に対する男が思うこと6選”的なのが挙がってきた。
男からの意見
読んでみると、すっぴん女性に対する思いが分かりやすくまとめられていて、「マナー違反」「めんどくさがり」という意見もあれば「可愛ければ許す」「自信がある」という意見もあった。
※これは愚痴ね。私は正直「可愛ければ”許す”」ってなんだよ?と思った笑。何様だよ、何で上から目線なんだよ、許しなんて請うてないがな!って思った笑。
女からの意見
あと女性目線からみた「化粧しない女」への意見も辛辣で良かった(?)。
「人目なんか気にならない」「肌が綺麗ならいいんじゃない?」という意見もあれば、「だらしがない」「女捨ててる」という意見もあった。
すっぴんは自然体であるという意見もある一方で、メイクをしない理由が「めんどくさいから」ではただだらしがないだけ!というお叱りの声もあったりして。
私の場合
私は化粧をしない。
理由は「めんどくさい」「肌が息苦しい」「そもそも化粧をしてみても気分があがらない」などなど・・・あげればいっぱいあります!
化粧をしても”化ける”を楽しむほどの変化がないし、むしろ化粧で「老けるね」と言われたこともある(メイク云々よりそっちのほうがショックだったわ笑、しかも「化粧してみて」って言われたからやったのに・・・!)。
女性が”自分のために”化粧するのは全然ありだと思っている。
「マナーとか男性・女性目線関係なく、私が楽しいからいいの!」という動機でする化粧は、やっぱり見ていて素敵だ。
でも私にとって、”自分のために”化粧をしたところで気分があがらないから楽しいものではない。化粧で肌が息苦しく感じる。化粧より楽しいことをやりたいから、化粧はめんどくさい。
だから私はやっぱり化粧をしない。
私の意見
そもそも・・・可能であれば「メイクする?しない?」という話題が議論内容として挙がること自体なくなってほしいと思っている。
だってそんなもの・・・
人の自由やないかーい!
好きにすれば?の境地だと思うのですが、この話題そのものが!
だからメイクしない宣言をした彼女の記事は面白いと思うけれど、それを記事にしなければならない世の中が世知辛く思えたりもして。
例えばメイクが濃い人の中には、肌荒れを隠す目的で化粧を施す人もいれば、とにかく肌に載せるのが好きで濃くなっていく人もいる。
すっぴんの人の中には、めんどくせえなと思って化粧しない人もいれば、化粧品が肌にあわないから仕方なくって人もいる。
というか目の前にいる人が化粧しているか否かで、販売とかサービスの購入やら何やらを決めるものなんですか?
やっぱり『人は見た目が9割』なんですか?!!
好きにさせてくれよ・・・というのが私の意見。
まあ、YESでもNOでもない、という時点で議論の輪に入れないのが難点だけどね笑。でも意見を曲げる気もないなあ・・・好きにすればじゃダメ?
参考文献
女じゃねえっ……。男性が「化粧をしない女性」に思うこと・6つ
すっぴんで出かけられる?「余裕ですっぴん」VS「メイク必須」が大激論!! いっぽう男性の意見はというと…
”美意識”について
私が毎日すっぴんでいることに対して、夫は何も言わない。
まあ時々は、意固地になって化粧もせんし、自分なりのおしゃれはしているけどお洋服もあまり持っていないという私に対して、「美意識が・・・」的な話はされる。
彼と話した時、彼は「美は他人からの評価ありきだから、私のそれは美意識がないと見える」と言った。
美意識がない
なるほど確かに、他者からの評価を放棄している時点で、私には美意識がないかもしれない。
しかしまあ、辞書で「美意識」を改めて調べてみると、美醜の関わる話題ってやっぱり難しいよね(↓)。
美、醜の評価が成り立つ対象一般に対する精神の活動ないし態度
”美醜の評価が成り立つ対象”という言葉の切なさよ!しかも美醜への意識は、やっぱり主観第一だから基準を定めにくい。
メイクしない=美意識低いではない
でもね、今回話題にした「メイクしない宣言」がそのまま美意識が低い人という評価につながるとは思わない。
むしろその人にとっては、美意識が高いからメイクをしないのかもしれないし。
どんどん話が広がっちゃって、メイク云々の話からそれてしまって申し訳ないけど笑、でも私は「メイクする?しない?」という議論はやっぱりくだらないと思う。
美意識ですら人それぞれ持ち方が違うのに、他者の評価云々で振り回されるメイクは嫌だ。したけりゃすりゃいいし、したくなきゃしなきゃいい。
した時に非難されようと、しなかった時に非難されようと、まずは非難の内容に耳を傾けて一理あるな・・・と思ったら従えばいいし、違うな・・・と思ったら自分を信じればいいじゃない。
とはいえメイクをする時はある
私は化粧をしない。でもメイクをする時だってある。
特にほぼ100%、冠婚葬祭はメイクをしています。でも「化粧=マナー」を意識しているわけではない。着用しなければならない服にあわせるためです。
確かに「冠婚葬祭にあわせた服装」という点では「マナー」を意識している訳だけれど、化粧自体にマナーの意識はないかもなあ。
特に華やかな場ではねえ・・・
服に顔が負けるんだよ笑。結婚式の時は結婚式用のメイクしました。舞台メイクだね、最早。それは我慢した、さすがに。
でも普段はしません。というか、したい時にして、したくない時にはしないってだけです。メイクってそんなもんじゃないの?
では。
◆本日の一冊◆
化粧品の種類を自分流に削ぎ落とす章があります。