まあ、卒業生に配布するわけがないんだから当たり前なんだけどね。
はてなブログの今週のお題が「はてな手帳出し」ということもあり、結構気に入っている通信教育課程用の学生手帳について書く。
2020年にムサビ通信(武蔵野美術大学造形学部通信教育課程)に2年次編入し、順調に単位を取得し、今年度卒業予定なのだが、ふと「卒業したら、この手帳が使えなくなるのか〜、残念だな〜」と思った。
個人的に、これまで使ってきた手帳の中で、ムサビ通信の学生手帳がダントツで使いやすいし、ちょうどいい。
まず、サイズがいい。基本的なDMがちょうど収まるサイズで、小さすぎず、大きすぎない。
それから書き込める余白の量やメモページの量もちょうどいい。私はやや書き込みすぎる節があるが、たっぷり書き込める量の余白となると、それはそれで書く気を失う。みっちり予定が埋まっていき、「書き切れなくなってきた……(嬉)」となるのが最高。
それから、これは美大ならではだと思うのだが、絵画制作に役立つページが載っている。郵送・配送に関する情報やキャンバスや紙のサイズ一覧、学生向けの会員制度などの情報が載っていて、「F10号って何cm×何cmだっけ」となったときにめくると答えが得られるのがいい。
3年間使ってきてとっても便利だと思ったので「これからも買えないもんかね」と思ったのだが、
「学生手帳」販売終了のお知らせ|お知らせ|武蔵野美術大学出版局
という記事を見つけたので、多分それは不可能ということだろう。う〜ん、再販を希望します。
大学に入学する前から、多分、高校生ぐらいのときから毎年手帳を使っている。一時期、スケジュール管理をスマートフォン上で完結させようとしていた時期もあった気がするけど、私はアナログなスケジュール管理の方が気分がいいので、もっぱら手で予定を書きこんでいる。
今使っている「基本的なDMがちょうど収まるサイズ」より小さい手帳も大きい手帳も使ったことがあるが、小さすぎると使いにくくて使わず、大きすぎると持ち運びにくくて使えなかった(+余白が多いと、綺麗なページを汚したくない気持ちが普段以上に膨れ上がり、最初の一文字書き出すのに苦労する)。
年度初めに配られる学生向けの手帳ってことで「へ〜、ありがたい。使ってみっか」と使い始めてから3年。こんなにも、自分にとってベストな手帳になるだなんて思ってなかった。「ちょっとだけ卒業したくないな〜」と思ってしまう理由が手帳を使い続けたいからというのはとってもとっても変な話だが、まあ、そのぐらい気に入っているのである。
なので、来年の手帳はまだ買っていないのだけれど、この間「これならいいかな……」と思った手帳が、手で持ったサイズ、カレンダー欄の余白の感じ、メモ欄の量、絵画制作に関するページがないという点以外は今の手帳にめっちゃくちゃそっくりだったので、まあ、そういうことかな、と。
ムサビ通信の学生手帳に似ている手帳を探し求めることになるのだろうな、と思った。