こんにちは、齋藤吐夢です。
最新号をチラと見かけた時から、ウズウズしてたんですよね・・・笑。大人の科学マガジンから出ている「小さな活版印刷機」。
実際に組み立ててみた感想と、リアルな難点をお伝えしたい!!!
小さな活版印刷機が熱い!?
毎回魅力的な付録で人々を魅了する「大人の科学マガジン」。今回の活版印刷機はやっぱり話題となり、品切れ状態が続いてるらしいじゃないですか。
情報化社会のこの世の中で、なんでわざわざ活版なんか・・・って思う人もいるかもしれないけど、それと同時に「活版!!」と目をキラキラさせて喜ぶ人もいるわけであって。
私は明らかに後者。活版で印刷物を作るのはめんどくさいよなあ・・・という本音が漏れつつも、後者ですw。
大人の科学マガジン
付録付きのムック本といえば「大人の科学マガジン」。
100ページほどの小雑誌に掲載された特集も、またまたとんでもなくマニアックで魅力的。今回の活版印刷では、「秀英明朝」の100年という、とある明朝体の歴史について特集されています・・・!
大人の科学マガジンの魅力
魅力はやっぱり組み立て式の付録、科学セットだと思うのですが、個人的には付録を”使う”こと以上に、付録を”つくる”ことに喜びや楽しさを感じています。
初めてこの雑誌と出会ったのは、二眼レフカメラの特集の時でした。

大人の科学マガジン Vol.25(二眼レフカメラ) (学研ムック大人の科学マガジンシリーズ)
- 作者: 大人の科学マガジン編集部
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: ムック
- 購入: 23人 クリック: 410回
- この商品を含むブログ (80件) を見る
カメラが大好きだったので、My二眼レフが欲しかったのです。で、購入してみたらカメラで遊ぶのも最高に楽しいのですが、カメラをつくる工程がめっちゃくちゃ楽しくてね!!!可能であれば、誰かに頼まれてあと10機くらいは組み立てたいぐらい笑。
カメラの仕組みを知ることができて、すごく楽しかったの。
この雑誌の魅力は、ほしいものを自分でつくるってとこにあると思うんだな。
実際に組み立ててみた
組み立てる前の状態がこちら。専用のダンボール箱に包まれた、組み立てられる前の部品達。これがどうやって活版印刷機の形になるんだろう??ともうワクワクが止まりません。
はさみ以外は全て揃ってます
この大人の科学マガジン、毎回すごいなあ・・・と思うのが、組み立てるための道具をわざわざ用意する必要がないところ。
もちろん毎号全て揃っているわけではないと思いますが、今回に関しては活字を切り取るのに必要なはさみ以外は全部揃ってます。
作業工程でネジ止めする場面が出てくるのですが、専用のドライバー(写真右)がついてきます。だからこの雑誌を買って、買ったその場で(もちろん他の人のことを考えるとお家でやるのが一番だけどw)組み立てることだってできるのです!
解説図が分かりやすくて、スイスイ
解説が非常に分かりやすいので「・・・はあ(怒)?!」なんてことにはなりません(個人差はあります)。足場の部分を組み立てて、黙々と作業を進めていくうちに
あれ?!もうなんか活版印刷機っぽいぞ!!
あれよ、あれよと言う間に、インクを載せるローラーまでついちゃって、気づいたら完成です。完成の瞬間、その喜びから、確実にニヤつきます笑。
難点は”バリ”を取ること?!
ただね・・・1つ難点があるとすれば、今回の主役でもある”活字”達の仕上げがめちゃくちゃ大変だった。
活字はプラモデル用のように、部品がくっついた状態で到着します。なので”バリ”と呼ばれるパーツをつなぐ突起の残りを取る必要があります。
この写真でわかると思いますが、1つ1つがめちゃくちゃ小さいのですよ。これをつまんで、丁寧に丁寧にはさみで”バリ”を切っていったのですが・・・め〜ちゃくちゃ眠くなりました笑。だって
- 組み立て・・・30分
- バリ取り・・・60分
かかったので笑。私の不器用っぷりもありますが、組み立てより時間がかかるのは事実ですwww。
活版遊びはこれから!
今回は完成したところで、記事を終了してしまいますが、活版遊びはまだまだこれからです。私は実際に文字を印字できることを確認したら、早速デザインフェスタや個展でのキャプションに活用しようと考えています!わー楽しみ!!!
活版遊びができたら、また随時この記事を更新していこうと思います。
とはいえ、まずは皆さんにつくる楽しみを知ってほしいな!大人の科学マガジンに自分のほしいものがあれば、ぜひ自分でつくる体験を味わってみてください。
ハマるよ〜。ようこそ、大人の科学マガジン沼へ笑。
では。
◆本日の一冊◆