10年後のわたしへ。10年前、今、10年後。どれだけ違う?どれだけ同じ?

10年前、2026年のわたしは35歳です。

10年後、2036年のわたしは45歳ですか。年を重ねましたね。お元気ですか。

今のわたしが何をしているか、未来のわたしに何をお話しするか考えるために、10年のさらに10年前、2016年のわたしについてもあらためて書きますね。

 

2016年のわたし

はてなブログを始めた年です。印象深いですね。

2015年に大学院を修了し、会社員として就職しましたが、想像していた以上に「苦手な世界」は本当に苦手で、わたしにとっては過酷で、土日祝日も関係なくかかってくる電話に辟易するうちに、体調を崩しました。2016年のはじめは、まだ会社員でしたが、途中で休職しています。そんな時、出会ったのが「書くこと」で、はてなブログです。

休職中の身、まだ会社に籍を置いている身だったので、リスクヘッジもかねてペンネーム使ってましたね。書きはじめの頃、今の名前では活動していませんでした。

しかし、とにかく「書くこと」は当時のわたしにとって救いとなりました。とにかく楽しかった。書きたいこと、表現したいこと、伝えたいことがあふれていた時期でしたね。大学時代から映画鑑賞と読書が好きでしたから、それについてよく書いています。

 

2026年のわたし

それから10年、途中で「描くこと」にも挑戦するようになり、とても充実した10年を過ごしていましたが、2025年あたりから人生が一変しました。10年後のわたしはもう十分わかっていると思いますが、ライフステージとやらが変わったのです。

うっかり母になりました。

母親になることへの抵抗をずっと抱いていましたが、「妊娠・出産、母乳を出す以外はやらないよ」という条件を出して、夫がずっと望んでいた子どもを持つことに同意しました。1年間くらい不妊治療をし、「やめたい、もうやめる」と決めた日にうまくいきました。うまくいってしまいました。そこからずっと母です。

子どもは可愛いです。

それは嘘じゃないですが、今のわたしは戸惑いが隠せません。これまでコツコツ積み上げてきた10年間の実績がパラッと崩れ、仕事は減り、気力も失い、何もできていません。10年前の、2016年の、休職時とは異なる消耗で、何もできない自分に絶望する日々が続いています。

双極性障害の薬を飲むようになりました。おかげで、毎日のように考えていた「消えてしまいたい」という思いがスパッとなくなりましたが、表現する意欲も湧きにくくなり、本当に「無」という感じで。その割には、上記のような焦りで、うつっぽい瞬間が強くなったりしていて、今、困っています。

 

2036年のわたし

ここからは、未来の話なので、願いにしかならないのですが、どうか、表現でなくてもいいです。「書くこと」でも「描くこと」でもなくていいですから、10年後のわたしが笑っていますように。何かを見出して、イキイキとした毎日を送れていますように。そう願っています。

2026年のわたしは、結局「妊娠・出産、母乳を出す以外はやらないよ」という条件が守られず(さすがに現実的ではないですからね)、家事・育児のうち、家事を担っています。しかし、育児を託した結果、当たり前ですが、子どもは夫に懐き、わたしの戸惑いを汲んで、わたしにはものすごく拒絶することが多々あります。

でも、どうか子どもが成長して、お互いに「まあ、それで仕方ないよね」と納得できる距離感で接することができていますように。

子どもも夫も生きていますように。可能であれば、わたしも自分の母親が亡くなった年齢までは生きたい。だからまだ生きていますように。

あの頃の深い悩み、傷つき、苦しみ、不快感はなんだったんだろう、と思えるぐらいの心情になっていますように。どこかに新しいコミュニティを見つけて、不慣れだけど、人と関わっていたらいいなあとも少し思う。今は世界が家族しかないから。

10年。

10年先を思うと長いけど、実際に時が進む中に身を置いたら案外あっという間なのかもしれませんね。

どうか、どうか、「楽しい」と口に出せるような人生を歩んでいてください。できないことを諦めたことを、誇りに思えるような人生を歩んでください。そういう時もあるって、そういう時もあったって、笑っているといいなと思います。

今のわたしは苦しい。正直、苦しいけれど、それが10年後のわたしの糧になっていることを願います。

10年後にお返事くださいね。