20日前(記事執筆は5月10日のこと)に「なんかもうどうでもいいや、疲れちゃった」という記事を書いたが、その後私はメンタルクリニックへ向かい、双極性障害による気分の波を落ち着ける薬を処方してもらった。その結果、すこぶる心の調子がいい。
“調子がいい”と書いてしまうと、ほんのり躁状態の雰囲気が出てしまうが、そういうわけではない。気分の上下動がないのだ。わたしって元々こんな感じだったんだろうか、と少し勘違いしそうになるぐらい、気分が平坦なのだ。
もちろん、相変わらず泣き上戸というか、良くも悪くも心揺さぶられる出来事があると涙が出そうになるし、怒りもするし笑いもするが、気分が平坦。妙な無敵感もなければ虚無感もない。
投薬治療を始めて3日間くらいは、体が薬に慣れていなくて、つわり中と抗がん剤治療中の感覚に似た吐き気があったり、今も実は、心なしか手足が動かしにくいみたいな違和感はあるけど、そんなことより、心の調子に振り回されずにいることに感動している。
日記(ブログ)を書かなかった間、何をしていたかといえば、結局画家活動である。何かしらをずっと描いていた。最近は、「ほぼ毎日ドローイング」をしている。1日に4枚、できる限り「何かを描こう」とはせず、赴くままに描く。
途中で「あ、これ描きたいな」と思い浮かんだものは拒まずに描くが、基本的には心の赴くまま、音楽に合わせて体が動くような感じで描く。
その日観た展示の感動がそのまま絵になることもあったし、(絵の)調子が悪い日もあった。でも、翌日や翌々日に眺めてみると、その日をありありと思い出せるような素直な絵になっていて(主観ではあるが、これまでと比べると)、向き合っていてとても面白い。
素直に面白い。
お薬なしの日々にはもう戻れないのかもしれないが、画業に理解を示してくれる担当医のおかげで、お薬に抵抗なく向き合えている。
彼は、「(画業を)長く続けていくのに役立てるよう、一緒に頑張りましょう」的な言葉をかけてくれた。なんなら、絵が描けなくなってしまう可能性をあげて、人によっては薬を飲まない選択もあるんですよ、と教えてくれた。それはとても驚きだった。
もちろん、これからも、環境の変化で、薬を飲んでいても、またこれまでのように心が荒れてしまう可能性だってあるが、今のこの状態、心の動きが平坦で、絵が描けている状態を是非とも維持したいと考えている。
ブログを書く頻度は落ちてしまうかもしれないが、それでもまあ、素直にやりたいことに集中できているのだと思えば、いいことなのだと考える。
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