息子が突然38度の熱を出した翌日、体の調子が悪くなった(なお、息子は朝一番に発熱したのち、午後には平熱に戻り、翌日からはケロリとしていた)。
我が家の場合、「保育園の洗礼」を受けるのは息子ではなく私である。
一時預かり制度を使って、息子を預け始めるようになった時、保育園から帰ってきてまず具合を悪くするのは息子でなく私であった。
今回に関しては、息子が先に発熱しているが、それでも、息子がたった1日のうちに回復する中、母である私はなんと1週間以上、咳・痰・夜間の発熱の症状がおさまらなかった。
3〜4日目あたりから、夫に「さすがに長引きすぎだから病院行きな」と諭され、行った先で「軽く気管支炎になってるね」と言われた。“軽く”と表現されながらも、同時に“入院”という単語も飛び出たので、あと1〜2日病院へ行くのが遅れていたら、もしかしたら入院するぐらい悪かったのかもしれない。
この病院(病院A)での出来事がきっかけで、なんとなく自分の思い違いに気づき始める。
妊娠前にも風邪をこじらせて同じような症状で苦しんでいた時期があり、その時は「病院へ行く」という判断が遅れに遅れ、半年ほど経ってから病院(病院B)へ行った。吸引薬を処方され、それから症状はぴたりと止んだ。
その頃から、病院Bで診てもらった後の自分の病名を「喘息」だと思い込んでいたが、もしかすると喘息ではないかもしれない。病院Aの医師による「喘息のような“ヒューヒュー”音は聞こえませんね」という言葉と、病院Aで常用している吸引薬の吸引数を伝えたところドン引きされたこと(病院Aの医師いわく最大吸引数の常用はありえないとのこと)、病院Bで処方してもらった吸引薬に記載されている病名や、病院Bへ行くきっかけとなった症状と今回の症状から、「私が患っているのは喘息じゃなくてCOPD(慢性気管支炎)か?」なんてことを思った。
とまあ、ここまで書いておいて、私はただの患者であるうえ、喘息だろうがCOPDだろうが、体を悪くしていることには違いはない。どちらにせよ、「もっと体を労われ、バカ者」が案件である。
しかしまあ、あらためて医療はすごい。科学はすごい。常用はよろしくないが、抗生物質はやっぱりすごい。微生物にボコボコにされた体に対して、抗生物質のパワーはすごい。たった1日で、真っ黄色だった痰と鼻水が透明になるんだから。
とはいえ、負の側面もしっかり感じていて、抗生物質の副作用であろうほんのりとした吐き気は絶妙に具合が悪い。体にいい働きをしていた細菌ごと殺しにかかるようなものなのだから、それはそうかと思う。この微妙に具合の悪い感じは、抗がん剤治療に慣れてきた頃の生活に似ている(実際は、抗がん剤治療の方がもっともっとハードだったけど)。
一方で面白いのが、抗生物質の主な副作用である「下痢」について。もともとそんなに腸内環境が良くなく、お通じがいいタイプではなかったからか、むしろよくなっている。
もちろん、食生活の影響もあるだろう。今、抗生物質によって、いいも悪いも関係なく細菌が駆逐されている真っ最中だ。そのことを意識して、食物繊維を取り入れたり、消化の良いものを選んだり、これまでの生活以上に栄養バランスを考えて自炊しているからダメージが少ないのかもしれない。
いずれにせよ、体を壊すのは全く褒められた話ではないが、体を壊すからこそわかることもたくさんある。
しかし、私は学習しないなー。どうしても自分の体を大切にできない。抗生物質を飲み切ったら、今度こそ、自分の体を大事にしていきたいものである。
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