誰かが書いた記事を読む(2025/6/26の記録)

はてなブログを開く際、トップページに広がる記事を眺め、気になる記事を読んでいる。で、その感想を書き溜め、誠に勝手ながら、それを定期的に公開する。 

 

nowokay.hatenablog.com

ここ数日、ChatGPTやCopilot、Geminiなどで遊んでいる。

なお、私はエンジニアでもプログラマーでもないので、遊び方は専ら「〇〇やって」みたいな日本語による指示ばかりだ。ChatGPT登場時も何度か遊んでいたが、その頃は「思ったより全然指示通りに動かないな」といった印象だった。

そして最近、これまで全然指示通りに動かなかったのは、生成AIへの指示がポンコツだったからということを知った。生成AIではなく、生成AIを用いる側(私)に問題があった。

指示の出し方(プロンプト:生成AIに特定のタスクを実行させるための指示や質問)を学んだことで、生成AIがぐんと使いやすくなった。

『AIでプログラマ不要になるというのは、プログラミング言語構文わかればプログラム組めるという誤解に基づくのでは』を読んで、自分含め周りの人は書き手の@kisさんが提示した「誤解」をしているのではないかと思った。

だから、以下の文章が身に染みたし、多分今はAIでプログラマが不要になることもなければ、AIを利用するためのリテラシーを強化するために、むしろますます教養が必要になっていくのだろうな、と感じた。

プログラミングというのは知識があればできるものではなく技能です。
AIは、プログラミング知識がなくてもプログラムを作れるかもしれないけど、プログラミング技能は必要です。
(中略)
プログラミング技能とは何かと一言でいうのは難しいですが、大事なところは「書くこととコンピュータの振る舞いを結び付ける」ということです。 そのためには、どのように書けばどのようにコンピュータが動くか、コンピュータにはどのような制約があるか、どのような処理が可能かといったことを実感する必要があります。

 

ninjalog.hatenablog.com

まず、書き手であるninjaさんの文体が魅力的すぎる。“余白を許さない家”の情景がありありと浮かぶし、“ミニマリストの対岸で暮らす人たち”がとても魅力的に映る文章だった。

私はスッキリしした空間が好きだし、おそらく“余白を許さない家”で暮らすことになったら、少し息苦しさを感じてしまうかもしれない。でも、ここに登場する暮らしは、暮らす人たちの心の充実が伝わってくるようで、確かに少し羨ましかった。

なんて素敵な暮らし。

そして、なんて素敵な文章なんだろう。

 

nanamiko-san.hatenablog.com

書き手であるnanamiko-sanさんの書き口はとても丁寧で、この記事を読み終わる頃には「私はここで紹介されているこの本を読むべきだ」と思うほどだった。

ネタバレすぎず、簡潔すぎない本の要約のおかげで、「誰かのため」に頑張りすぎてしまう生き方の解決策のヒントがすぐにつかめつつも、要約だけでなく、きちんと書籍を購入して読み込みたいと思えた。

私個人としては、ななみこさんの記事には書評を書く上でのヒントも詰まっていて参考になった。