サブスクの見直しの記録。断捨離した月額サービスと課金中のサブスクについて。

2024年にサブスク(サブスクリプションサービス、定額料金を支払うことで商品やサービスを一定期間利用できるビジネスモデルの総称)の見直しを行った。

それまでいくつかのサブスクに登録していたが、今はかなり絞られている。

 

なぜサブスクの見直しを行ったか

利用頻度の低いサービスに無駄な費用をかけないため

2024年、私はできるだけお金を使わない生活に挑戦していた。さまざまな理由から、お金を貯める・増やす目標を立てている。そのために収入を増やす努力もしているが、一番簡単なのは支出を減らすことである。

そこで利用頻度の低いサービスを解約することにしたのだ。

 

断捨離した月額サービス

ざっとあげると以下の通り。

 

Amazon Prime

Prime会員特典は魅力的だ。送料が無料になったり、動画配信や音楽配信といった多彩な特典がある。

だが、先述した“できるだけお金を使わない生活”を心がける上で、私はオンラインショッピングを控える決意をした。それにより、送料無料特典の恩恵を受ける機会が減った。加えて、2024年は諸事情から余裕のない日々が続き、動画配信を楽しむ時間も少なくなってしまった。

Prime会員のメリットを十分に活用できなくなったこと、動画配信、音楽配信サービスも後述するYouTube Premiumで代替可能と判断したことから、解約に至った。

2024年夏ぐらいに解約したが、あまり困っていない。

そのうえ、Prime会員特典がなくなったことで、ネットサーフィンをする度「送料かかるしな〜」と考えるようになった。目論見通り、オンラインショッピングを控えることができているので、断捨離してよかったと感じている。

 

Apple Music

おそらく、他の音楽配信サービスに比べると楽しむことができる楽曲量がずば抜けているのではないかと思う。ただ、ここのところ、音楽を聞くより、YouTubeの配信動画で興味ある分野について耳から学ぶ機会が増えたこともあり、潔く断捨離を決意した。

後述するYouTube Premiumで音楽の視聴ができるというのも、断捨離につながる理由ではあるが、結局のところ、そこまで音楽を聞かなくなったというのが大きい。

 

楽天マガジン

私は雑誌を読むのが好きなのだが、ファッション雑誌や美容雑誌などは中身がほぼほぼ広告なので、1回読めば十分だなと感じることが多々あった。ただ、中身がほぼ広告だと分かっていてもどうしても読みたい時がある。

なので、月額料金を支払えば、かなりの数の雑誌を読むことができる楽天マガジンは便利なのでは?と思い、2024年初めに課金した。

しかし、2024年半ばに値上げが発表され、コスパを再検討する必要性が生じた。

あと、楽天マガジンに登録したら、いつでも読める安心感からあまり雑誌を読まなくなるという皮肉が発生したのも断捨離を決意した理由の一つである。

 

クーリエ・ジャポン

クーリエ・ジャポンは、世界のニュースや記事を読むことができるサービスだ。紙雑誌の頃から結構好きなメディアなのだが、忙しさというか余裕のなさから次第に読めなくなってしまったので解約するに至った。

メディアに対する不満はない。ただ、月額課金分、活用できていないと判断したのだ。

 

課金中のサブスク

一方で、課金を決めた、あるいは継続を決めたサブスクは以下の3つである。

  • YouTube Premium
  • マネーフォワード スタンダードコース
  • Whoscall(フーズコール)

 

YouTube Premium

広告なしで動画を視聴でき、バックグラウンド再生やオフライン再生、YouTube Musicによる音楽配信サービスも利用できるYouTube Premium。

作業中や移動中に聞き流すのにちょうどよいコンテンツが豊富に揃っているうえ、広告の非表示は自分が想像していた以上に気楽だった。

個人的には広告非表示以上に、バックグラウンド再生とオフライン再生がめちゃくちゃ気に入っている。最近、目が疲れやすく、読書がしんどい時があるので、電車移動時にはオフライン再生を活用して耳からの情報収集を行っているのだが、これが本当に自分に合っている。

月額1,280円で広告なし、バックグラウンド再生、オフライン再生、音楽配信サービスも利用できる、という点でYouTube Premiumに一本化することにした次第である。

 

マネーフォワード スタンダードコース

2023年までは無料版を活用していたのだが、個人事業主フリーランス)として帳簿づけを行う際、生活費の見直しを行う際、利用してきた期間のデータを全て振り返れたら便利だな〜と思い、課金を決意。

結果として、課金して良かった。収支が制限なく「見える化」されるのはやっぱり便利。

ただ、コスパ的には無料版でも十分って人が多い気もする。

 

Whoscall(フーズコール)

Whoscallは番号識別・迷惑電話対策アプリで、知らない番号やSMSの発信者を識別してくれる年額3,000円のサブスクだ。

先述したマネーフォワード スタンダードコースについては「無料版よりスタンダードコースの方が使い勝手がいいと感じた」という理由以外、あまり詳しく語れないのだが、Whoscallに関しては、電話に出るのが全般的に苦手な人だったり、営業電話がめんどくさい人、知らない電話番号に恐怖心とか嫌悪感とか抱く人にはうってつけのアプリである。

このアプリがなくなったら困る。

 

サブスクを見直してみた感想

以下の点を実感した。

まず、日常的に利用していると思っていても、振り返ってみると利用頻度が低下していることがある。定期的にサブスクの利用状況を確認し、不要なものを解約することで、無駄な支出を抑えられると知った。

それから、サービスによっては効率化が図れることもある。複数のサービスを利用するより、1本化することで費用や管理の手間を削減できると知った。

 

そもそも、生活環境や興味関心の変化に伴って必要なサービスも変わってくるものだ。

サブスクは便利だけれど、定期的に見直して、今の自分に本当に必要なサービスを選択することをおすすめしたい。

解約によって支出を削減したり、逆にお金を払うことで生活を充実させたり。今後もサブスクと柔軟に向き合っていきたい。