2020年4月、武蔵野美術大学造形学部通信教育課程(以下、ムサビ通信)に編入、2023年3月に油絵学科絵画コースを卒業しました。
注)課題内容については、ムサビ通信の公式ホームページに記載されている「webシラバス」をご覧ください。なお、2020年4月より、学科・コースが再編されています。私の学習記録は“学1課程”の内容であり、“学2課程”とは異なる場合があります。
絵画Ⅲ
通信課題とスクーリング。
(↓)通信課題のエスキース。
(↓)提出した作品。アクリル絵の具で描きました。第18回世界絵画大賞展に応募し、協賛社賞をいただきました。
(↓)6日間行われるスクーリングでは、モデルさんと植物がモチーフ。前半3日間はエスキース制作。
(↓)後半3日間が本制作。制作過程。
後半3日間が特に印象的なスクーリングでした。
というのも、自宅で、前半で描いたエスキースとは別にいくつかエスキースを描き、「これを描いてみよう」と描き進めたものの、後半の授業を担当する先生からこんなようなことを言われました。
「紙にラフに描いたエスキースと、それをキャンバス上に写したものは別物」
確かに。でも、どうすれば……と思い悩みつつ、「もっと自由でいいんじゃない?」という助言もあり、ちょっとだけヤケクソで、キャンバス上に自由にドローイングをした結果、上記のような絵になりました。
これまで味わったことのない感覚を覚え、講評の際、感極まってきて泣きそうになったことを覚えています。