ここ数日間、新聞が溜まっている。
新聞が溜まっている光景自体は決して珍しいものではない。ここ数ヶ月は、週に1回溜まった新聞をまとめて読む時間を設けて片付けているから、読めずに溜まった新聞が積み重なるのを見て「そろそろ読む時間を作るか」と思い立つ。最低でも週1で済ませたい。2週間以上は溜めてはならない……とひそかに思っている。
ここ数日間、部屋も散らかっている。
私が絵画制作で使わせてもらっている部屋もそうだが、夫の在宅ワークの仕事場兼リビング(食事もここで食べているからダイニングでもあるのか?)も、えらいことになっている。えらいこと、というのは出しっぱなし、脱ぎっぱなしのことである。
私が書き仕事に集中したいときなどは、この出しっぱなし、脱ぎっぱなしが集中を削いでくるので、「せめて畳んで端に追いやるだけでも……」とちょっぴり片付けてから仕事に入るのだが、余裕がなくなるとちょっぴりの片付けすらやらなくなる。
これを書いている今はちょうど、夫も私もそれなりに忙しい。毎日の生活については充実しているが、余裕があるとはいえず、とりあえず1日の終わりには疲れきっちゃって、飯食って、風呂入って、寝る以外はやる気が出ない。
そんな状態なので、当然部屋はえらいことになっている。
新聞1週間分が視界に入っているが、集中して読む気力はない。そこかしこに置きっぱなしの梱包材とか、脱ぎっぱなしの服とか、畳んでいない服とか、ゴミ箱にうまく入ってないゴミとかがある。
夫のおかげで、少しずつ「気にしない」を習得していった結果、物がたくさん置いてある机でご飯を食べたり仕事したりするために空いたスペースを作り出す(片付けるのではなく、物を押しのける)ことができるようになったのだが、それは部屋の綺麗にはつながらない。
でも、まあ、この状態のおかげで、「ああ、今余裕ないな」「これ以上予定詰め込むのはやめておくか」「この週末は、部屋の片付けと一緒に『休む』をした方がいいな」と思えるようになったので、バロメーターとしては最適だなと感じる。
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この土日は、目覚ましかけずにしっかり寝て、部屋を片付けようね、自分!