展示のお知らせ。『語る抽象画展』『アトリエ展』『卒業制作展』

1月末から3月まで展示が続きます!

 

語る抽象画展14

www.gallerycomplex.com

いよいよ明日1/31(火)から、四谷三丁目にあるアートコンプレックスセンターにて開催される『語る抽象画展』が始まります。

2023年1月31日(火)~2月5日(日)

11:00-19:00 最終日のみ16:00まで

会場:The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
住所:〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9 2F ACT3-5

本日(1/30)搬入してまいりました。

アートコンプレックスセンターの存在を知ったのは、私が敬愛してやまない作家・子之籏さん(Twitter)の個展へうかがったときのこと。

住宅街にひっそりと、でも建物自体はドドーンと構えている不思議なギャラリーです。さまざまな展示が同時に開催されているので、見応えがあって楽しい場所です。

そんなアートコンプレックスセンター主催の展示です。しかも、その内容は、私が絵を描き始めてからこれまでノーマークだった「抽象画」だという……。

今となっては「ああ、抽象画だな〜」「抽象画、性に合ってるかもしれん」と思っていますが、抽象画に触れ始めた当初は不思議でなりませんでした。

今、搬入後の写真を見返してますが、「いい絵」だと自画自賛しております。自信作です。ぜひ観にきてください。

なお、「抽象画はよくわからない」なんてことを言われたことがありますが、個人的にはわからなくてもOK、何かを感じとってもOK、感じとったものが作者の意図することと異なっていてもOKだと考えています。

鑑賞者の感性は、鑑賞者だけのものなので。

だからといって、私は題名を「無題」にすることはありません。私の意図も提示した上で好き勝手に解釈してほしいものですから。題名の意図を感じとれなくても全然大丈夫なので、自由気ままに楽しんでいただけると幸いです〜。

 

アトリエ展

出典元:上野の森美術館 - 展示のご案内 - アトリエ展

 

www.ueno-mori.org

語る抽象画展の会期終了後に待ち受けているのは、上野の森美術館で開催される『アトリエ展』です。

2月13日 (月) 〜 2月18日 (土)

入場料:無料

開館時間:10:00〜17:00(最終日は15:00閉館)

最終入場閉館30分前まで

会場:上野の森美術館

住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園1−2

ムサビ通信4年次から、つまり2022年4月から、絵画制作する自分をもっと追い込もうと上野の森アートスクールに週1回通っています。

エネルギッシュな受講生と先生のおかげで、自分の絵の魅力や弱点を知ることができました。今も継続していますし、今後も通うつもりですが、毎週とても面白い。やりがいがあります。

アトリエ展に出す作品2点も抽象画です。

抽象画なので、以下の解説を読んでも「どこがだよ」となるかもしれませんが、2点ともモチーフは、知り合った猟師さんからいただいた猪の頭骨です。

自宅に鎮座する猪の頭骨は、明らかに「死んだもの」なのですが、ふとした折に「生きていた」空気を感じます。死んでいるけど、その周囲には無生物とは異なる空気があって、定期的に「うわあ、命」と驚かされます。

『いまわ』という作品は、私にはまだ知り得ない感覚なので想像に過ぎませんが、死ぬ間際を表現しました。

『生きていない(生きていた)』は、土に埋められ、微生物によって分解されて骨になったモチーフそのものの色彩を参考に、生きていないのに生きている感じだったり、亡くなった人について思い出すときの記憶の鮮やかさだったりを表現しました。

もちろん、先でも述べたように、この解説や題名を一切無視して「私はこう感じた!」と捉えても全く問題ないので(むしろ嬉しい)、ぜひ感想等いただけると嬉しいです。

 

2022年度武蔵野美術大学通信教育課程卒業制作展

cc.musabi.ac.jp

最後に、この展示についてはあらためて記事にする予定ですが、3/11〜3/14に武蔵野美術大学鷹の台キャンパスで卒業制作展があります。

あらためて見ると正式名称がとてつもなく長いですね!

F100号の作品を2点展示します。

F100号ってのがまあデカくて、130.3cm×162.1cmあります。描き慣れてきたものの、時々ふと冷静になると「邪魔だな……」と思ってしまうぐらいにはデカいです。その分、迫力はあります。でっけー作品もぜひ観てほしいです。

 

以上、展示のお知らせでした!