【ムサビ通信学習記録】彫刻Ⅰ(塑造クラス)

f:id:tomu_saito:20220203185326p:plain2020年4月、武蔵野美術大学造形学部通信教育課程に2年次編入

2021年4月より油絵学科絵画コースの専門課程へ進む。 

 

彫刻Ⅰ(塑造クラス)

彫刻Ⅰには(塑造クラス)と(木彫クラス)がある。

山羊や羊の頭部を観察して、頭部彫刻を制作する。私が選択した塑造クラスでは、スクーリング6日間のうち、授業前半は粘土(塑造)により制作。後半は石膏型取りを行い、石膏(直付け)での制作を継続する。

木彫の場合もモチーフは同じ(山羊や羊)で、一辺20cmの立方体の木材から頭部彫刻を制作していく。

制作した作品

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比較的人間慣れした羊をモチーフに選び、存分に頭部を触らせてもらいながら制作を進めた。石膏(直付け)での制作はかなりワイルドで、先生方の指示に従い、豪快に鑿(のみ)を入れた記憶がある。その結果、写真では見えないが、頭の後ろに結構穴が開いている。

苦労した点

6日間のスクーリングは大変だった。粘土も石膏も重く、キャンバスに絵の具で描くのとは違う筋肉を使う。彫刻の授業を担当してくださった先生方、大学院生、大学生の皆様の腕っぷしがたくましいのも納得の重量感。

石膏型取り作業では手際のよさが求められる。そうでないと石膏がどんどん固まって使えなくなってしまうから。私はダントツで手際の悪い生徒だった。先生や院生の方々の力なしでは授業時間を過ぎても終わらなかったと思う。それから焦りすぎて指の先をトンカチで切った。めっちゃ痛かった。

でも、どんなに大変でも履修して損はないと思う。

夏のスクーリングは暑いし、塑造クラスは木彫クラスに比べて授業時間が長いし(終了時間が1時間ほど延びる日が2日ほどある)、モデルになってくれる山羊と羊の世話を億劫と捉える人もいるかもしれないし、そもそも6日間ってのが長いと思えるかもしれないけど、「彫刻」にハマればハマるほど6日間じゃ全然足りないと感じるほどには楽しい。

 

あ、ひとつ言い忘れた。

作品は10kgを超える。大抵の人が作品を家に郵送していた。持って帰りたくない人は完成したその日に指定の場所で破壊することも可能。でもせっかくの作品なので、個人的には持ち帰ることをおすすめしたい。

私は家が遠くなかったのと、石膏型取りの準備の時に初めて持った石膏20kgに比べたら軽いなと感じたので、抱えて帰った。意外と他人からの視線は感じなかった。愛着が湧いていて気にならなかっただけかもしれないが。