出典元:第34回日本の自然を描く展 | イベント | NBS 長野放送
2021年8月4日(水)〜8月23日(月)まで開催される『第34回 日本の自然を描く展』の自由部門に作品が入選いたしました。私の作品が展示されるのは第1期、8/4(水)〜8/8(日)までです。
上野の森美術館の公式ツイッターを覗いてみたところ、“7月12日(月)より東京都に発令される緊急事態宣言において、当館は日本博物館協会による「博物館における新型コロナウィルス感染予防対策ガイドライン」に従い、感染対策を徹底したうえで、開館を継続いたします。”とありました。なので予定通り開催されるでしょう。
でも、まだ予断を許さない状況ですから、大々的には宣伝しにくいのですが、もしよろしければ足をお運びくださいませ。
入選した作品について
入選した作品の題名は『人間であるということ』です。Instagramには完成前の作品を載せていますが、ここにはそのもう一つ前の段階、下塗り段階の作品を掲載します。
『日本の自然を描く展』では「日本の自然」をテーマにした「課題部門」と「自由部門」 があるのですが、私は「自由部門」で提出しました(ただ、今回の受賞作品や過去の受賞作品を見ると、課題部門と自由部門に差はあまり感じられません)。
自由部門を選びましたが、これまであまり描いたことのないモチーフに挑戦してみようと思い、風景を描くことにしました。それでいて、いくつかアイデアプラン的なものを描き出していたときに「燃える人」の姿が浮かび、さまざまな意味で「燃える」を解釈できるような絵を描くことにしました。
ここではこれ以上解説しません。
実際に作品を観てくださる人の自由な解釈が楽しみだからです。
なーんてことを考えながら描いたこの作品の「風景」の部分、これまで描いたことのない部分が本当にもう、私にとってめちゃくちゃ難儀だったのですが、描こうとしたものとその難儀さが審査員の方に伝わったのかな〜なんて思っています(もう1作品、比較的スラスラと生み出すことができた作品も搬入したのですが、そちらは落選したので)。
完成させた直後は「わ〜ん、美しい風景とは思えないよ〜」「燃えるの表現が乏しいよ〜」と技術のなさに落ち込んでいたのですが、「入選」の2文字は確実に私の背中を押してくれたし、この作品にはまだまだ納得がいっていませんが、このテーマ、モチーフで、もう少し描いてみようと思えました。
最近は、ムサビ通信の課題に追われる日々ですが、昨年の2年次に比べて、課題作品が課題作品なだけではなく、確実に私の色になっているのが、楽しくて嬉しくてたまらない日々です。知ってはいたけど、思っていた以上に美術が好きなんだな〜、と思う日々です。
2021年下半期は、課題作品ではない作品も積極的に制作できるよう、うまくスケジュールを組んで、書き仕事、学業、制作活動を両立させたいです。
なんかつらつらと書きましたが、お時間ある方はぜひ観に来てください。もし余裕があれば、感想も教えてください〜。反応いただけることが嬉しいので喜びます〜(私が)。
では。