2020年4月、武蔵野美術大学造形学部通信教育課程に2年次編入。
絵画コース(油絵)に進む人の学習記録。
美術解剖学
授業の概要と目標をざっくり説明すると、
- ヒトや動物の骨格や筋肉について学る
- 「かたち」の認識だけでなく、立体の形態やバランスを把握する力をつける
- 作品制作時に、何を表現し何を省くか選択できる目を養う
といったところ。
通信課題は2つ。
- 四肢の骨格を意識して、動物の全身像をスケッチする
- 人物画または人物彫刻の骨格図・筋肉図を描く
課題1
履修登録した「生物学」の課題図書『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト―最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅』の内容に通ずる部分もあり、とても面白かった(ちなみにこの書籍、普通に面白いんでおすすめ)。鳥類の膝がお気に入り。
指導担当からの講評※)骨格図も描いてあることから、勉強しようとする姿勢が伝わってきます。四肢の位置もほぼOK。
※著作権の都合により「こういう感じの内容が書かれていたよ〜」ってな具合で書いております。
課題2
クニドスのアフロディテをチョイス。
人物彫刻を骨で描き、
筋肉で描く。
指導担当からの講評※)自分の体にある骨と筋肉を確かめてみてね。あと鉛筆の先は尖らせること!
筋肉の複雑さに大苦戦した。“鉛筆の先”についてはおっしゃる通りだと思った。
感想
動物の四肢を意識したスケッチはとても面白かったが、課題2で苦戦したことで筋肉に苦手意識があることを自覚した。骨以上に複雑なビジュアル。でも指導担当の方がおっしゃるように、自分の手で触って確かめて向き合うしかない。
そんな感じ!
では。
◆本日のおすすめ◆
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美術解剖学の教科書ではないが、骨格やヒトと他の動物の共通点、違いなどに興味がある方なら絶対楽しめると思う。