気が散り始めたら、わたしはそれをやめる・場所を変える・とりあえずもう1回やってみる

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在宅ライターとして働くわたしの話だけど、会社員の人でも、複数の業務(どんな小さな業務であっても)を同時にこなしていたりする場合には効果があるんじゃないかな。

 

 

はじめに

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ライターとして働くわたしは最近、「1日約5,000字書く」と決めて仕事をしている。

「1日〜時間働く」など時間で縛るのではなく、「5,000字書いたら今日は終わり」「2本書いたら終わり」など、記事ベースで働くようになった。時間で縛るより、「やるぞ!!!」と思い立ったときに働けるので気がラクである。

とはいえ、これも最近の話なのだが、わたしは結構気が散りやすいタイプだということに気がついた

もう少し詳細を話すと、ガーッと仕事に集中する分、あるところでプツンと集中力が切れて、気づくと他のことやってるって感じ。本当に、気づくとTwitter見てたり、仕事とは全く関係ない情報源読んでたり、本当にぼーっとしてたり。

もちろん、その日の仕事が終わりかけているのであれば別に問題ないのだけれど、日によっては仕事のだいぶ前半戦でこの症状(?)が起きることもある。

「集中力復活させないと、1日中仕事する羽目になるぞ!!!」って言い聞かせても、立ち直らないぐらい気が散る日がある。〆切が遠かったりすれば、その日は調子が悪いんだな〜って休んだりできるけど、タイミング悪く〆切ギリギリにこれが起きると、わたしが困る

ってなわけで、もうブログタイトルで答えが出ているが、気が散り始めたときにわたしがやってる対処法をツラツラーッとお話する

 

気が散り始めたときの対処法 

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①それをやめる

気が散り始めたら、潔くそれをやめる

これは、割と勇気のいる行動だったりする。だって「やらなければならないこと」を目の前にしてそれをやめるって・・・結構ハラハラするものだから。だって「「やらなければならないこと」なんだよ?!

とはいえ、気が散り始めたままやったって、進むものも進まないのだ。気が散ってんだから。

他のことやりながら、考えながら、やるべきことをやれる器用な人もこの世にはいると思うが、わたしは違う。わたしは絶望的なほど、物事を同時に進められないタイプだ。

なので、やめる。

正直なところ、気が散り始めているときは、気が散り始めている自分にイライラしていたり、気が散る原因となった対象物にイライラしていたりするので気分がよくないことが多々ある。

でも、気が立ってるときって何をやってもうまくいかないものだ。だから、その空気をバスンと断ち切るつもりでやめるのがコツ。

 

②場所を変える

〆切が遠い場合には、断ち切った後に休息をとったり、日によってはもう完全に仕事を放棄して「今日は休みじゃー」とリフレッシュしたりするのだが、〆切が近い場合には、断ち切ったはいいものの、〆切時間だけはジワジワと自分を追い詰めてくる

やめてもやらなければ〆切に間に合わない。

そんなときは場所を変える

あんまりこういう、感覚的なことは言いたくないのだけれど「淀んだ空気のある場所で続けても心地よくないじゃん」と思っている。集中力が保てなかった場所にいても、集中力が復活する気がしないのだ。だから場所を変える。

気が散る理由は人それぞれなうえ、日によって違う。

例えばこのブログを書いている今日は、なんとなく昨日の疲れが取れ切れていなくて、でも寝たら1日終わっちゃうよなーと思っていて、どうしようーって家でグダグダしていたことが仕事に取り組めない原因だった。

だからわたしはカフェにやってきた。音がたくさんあると集中できないわたしにとって、100%居心地のいい空間ってわけではないのだが、家でグダグダしているよりは、周りの人に感化されて仕事ができる。その結果、午前中丸々なーんもしなかったわたしが、カフェ入店から3時間以上PCに向かうことができている。

なお「場所を変える」について、わたしが会社員だったらどう対処したかについても考えてみた

わたしが会社員だったとき、自分のデスクが与えられ、タバコ休憩の人以外は基本デスクにいっぱなし、みたいな職場だった。もちろん営業で外に出たり、会議準備をしたりとかはあったけど。

リモートワークできるような会社ではなかったから、物理的に「場所を変える」はできない。

そこでわたしは「場所」を「やること」に変えていた。たった1つの仕事だけをこなしていたわけではなかったから(つっても本当に小さな仕事の積み重ねだったけど)「あーだめだー」ってなったら、違う仕事に手をつけていた。「あーだめだ、一旦こっちやろ」みたいなね。

 

③とりあえずもう1回やってみる

そして、「場所を変える」(ないしは「やることを変える」)がクリアできたら、〆切間近の「やらなければならないこと」をとりあえずもう1回やってみる。そうすると、案外できたりする。

もし、あいかわらず気が散るようだったら、そこでは違うことをやる。そしてまた、元いた場所に戻ったり、そことは違う場所へ行ってみたりして、もう1度挑戦してみる。この繰り返しだ。

②→③を繰り返すうちに、大体できる

②→③を繰り返すことで大体できる理由は、体が「仕方ねえなあ、やるか!」ってやる気を取り戻してくれるからだと思う。「仕方ねえなあ」って。

聞いたことがある人もいるかもしれないが、そもそも脳科学的には「やる気」ってものは存在しないという。人間は「行動を起こすからやる気が出る生き物」なんだとか。

(↓)参考文献

r25.jp

だからまあ・・・なんでもかんでも、「まずはやらねば」なんだね。

 

やりかた人それぞれですが

「やりたくないからやらない」だと全然物事進まないけど、「やりたくないけどやるしかない」になれば物事は進む。

でも「やりたくないけどやるしかない」で気が散ったり、イライラしたりするのはやっぱり具合が悪い。だからわたしは一旦やめる。ちょっと落ち着いたら「やりたくないけどやるしかない」を復活させる。

それで大体やれる。

集中力を取り戻す方法は人それぞれあると思うけれど、90分ガッと集中して、90分以降にめっちゃ気が散るタイプのわたしにはこれが効果的なので、同じような集中の仕方、気の散りかたをしてしまう人はぜひ一度お試しを

では。

 

◆本日のおすすめ◆

参考文献としてご紹介した記事に登場する脳科学者・池谷裕二さんの著書。ブルーバックス(自然科学全般を題材とした新書)最高。読みやすいし。