あたたかい季節になってきた。まだまだ寒いときもあるけれど、少なくとも服の外に出ている肌という肌がカッサカサになる時期のピークは過ぎたと思う。
今年の冬は、ちょっと嬉しいことがあった。
生まれてはじめて、リップクリームを使い切ったのだ！
リップクリームを使い切る方法
普通にリップクリームとして使う
「リップクリームを使い切る方法」なんて見出しを書いたが、使い切る方法なんて本来とても単純なはずだ。だってリップクリームとして使い続ければいいだけの話なのだから。
が、そう簡単に使い切れないのがリップクリーム。
乾燥する冬の時期には必須アイテムなのだが、その小ささから紛失しやすい。失くしたと思って買うと、カバンやポケットから「やあ！」と出てくる。使い切るどころかリップクリームの本数が増える。とても困る。
そのうち乾燥する季節が過ぎ、リップクリームは存在を忘れ去られ、どこかへいき、気づくと変なところから「何年前のだ、こりゃ」的なものが出てきたりする。
・・・という事態が発生するのを避けるために、わたしは学生時代リップクリームを買わず、唇カッサカサのまま乗り切ってきた。
が、加齢だろうか。最近はリップクリームなしだと唇がバッキバキに割れる。クソ痛え。こりゃダメだ。
リップクリーム買わな。
でも失くしたくない。
使い切れないのもやだ。
衛生面的にも、コスパ的にも。
じゃあ、どうする？
夫と兼用する
わたしが思いついた「リップクリームを使い切る方法」は、夫と兼用するだった。というか、ふとしたときに思ったのだ。
「夫の唇、ガッサガサすぎんか！？」
夫はリップクリームを常備しているわけではないが、リップクリームがあれば使う。だが、購入したのかもらったのかわからない彼のリップクリームは度々紛失する（そして結構な頻度で見つからない）。
「あればつけるし、なきゃつけない」という発想の持ち主なので、あまり困っている様子はなく、唇が割れていても「痛いな〜」ぐらいで済む男だ。そもそも唇が割れて血が出ていても、指摘されてようやく気づくような男である。
が、まあ、正直な話、チューするのに（そりゃ、まあ、夫婦だからね）ガッサガサの唇に触れるのは、なんか、ちょっと、嫌で。
あと、夫はまあまあ美意識高めなので、それなのに唇ガッサガサはどうなんだろうと思って、さりげなく「使う？」って聞いてみたんだよね。そしたら「うん」って言ってヌリヌリ。
その時思ったのだ。
一緒に使えば確実に一冬で使い切れるし、コスパもいいし、わたしの唇だけでなく夫のカッサカサ唇も潤うわけだから、一石四鳥ぐらいはあるな！と。
唇は潤うし、使い切れるし
冒頭の写真を見てもらえばわかるが、無事にリップクリームを使い切ることができた。
この作戦がうまくいったのは、わたしの心理をうまく使うことができたってのもある。自分のためにリップクリームを持ち歩くと、すぐにその居場所を忘れるのだが、「夫の唇のケアのために」と意識するだけで、忘れる頻度が低くなった。
かつ、夫の唇がカッサカサなのを確認するたび、割とこまめに「使う？」と聞いた。夫は「うん」と言ってヌリヌリ。おかげで口が血まみれよしさんを見なくて済んだ。
夫との兼用で得られた結果はこうだ。
- リップクリームを使い切れる
- 夫の唇が潤う
- 夫の美容のためと思うと失くさない
冬の間、わたしたち夫婦の会話の中に「リップクリーム塗る？」 という言葉が自然に溶け込むようになって本当によかった。
賛否両論あるだろうが、余らせるよりいいと思って
（↑）唇に塗れない微妙な部分は、ほじくって指で塗るか、手の甲にでも塗ったくればいいのだ！
まあ「唇に触れるものを兼用するってのはちょっと・・・」って意見もあるだろうな。だが、わたしが「もったいない」という気持ちが先行するタイプの人間だということをお伝えすれば、この発想、納得いただけるのではないだろうか。
余らせるぐらいなら、余らせて捨ててしまうぐらいなら、夫と共有して2人で唇ツヤツヤさせながら使い切りたい！！！
そんな思いが現実として叶った瞬間であった。
ちなみに今はいわゆるリップクリームではなく、唇美容液を愛用中のため、共有すると夫の唇がほんのり桜色に色づく仕様である。
か〜わいい❤︎
では。
◆本日のおすすめ◆
お世話になりました。
お世話になります。
今、どこにいますか？
