インフルエンザと生理のWパンチはしんどかった。

 2019年1月23日に28歳になった。

 予定では「誕生日おめでとう〜」と自分で自分を祝うブログ記事を書こうと考えていたのだが、1月22日に歯医者へ行った帰り、まんまとインフルエンザウイルスを体内に入れてしまった

 挙句、インフルエンザで自宅待機を強いられているときに生理がやってきた。インフルエンザと生理は、わたしの体をボッコボコにしやがった

 今週のお題は「冬の体調管理」だが、本記事ではわたしの経験を反面教師にしてもらうべく、ボッコボコにされたわたしの姿を晒そうと思う。

 

 

インフルエンザと生理のWパンチ

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インフルエンザのやばさ

 小学校低学年のときに経験して以来、人生2回目のインフルエンザであった。当時は39度以上の熱をだし「お母さん〜、トイレが回る〜」と発し、母をめちゃくちゃ不安にさせた記憶がある(熱で目が回っていた)。

 今回の発熱は38.7度。頭が異様に熱く、体が異様に寒い状況は、どう考えてもインフルエンザなのだが、頭がめっちゃくちゃ冴えていたので、ただの高熱だと思っていた。

 が、いかんせん食欲がない。

 そしてベッドから起き上がれない。

 頭は冴えているのだが、起き上がると寒気で身動きが取れない。食欲がわかないからトイレに行く気すら起きない。そして何時間でも寝れる。寝ると自他共にビビる量の寝汗が出ている。・・・完全にインフルエンザだ。

 人って弱ぇ〜と思った。

 床に伏せる以外に何もできなくなるのだ。小せえ小せえウイルスごときに負けてしまったわたしの体は、完全に無効化され、身動きが取れない。病院へ行くにも、起き上がるのに15分以上かけないと体を起こせないレベルだ。

 

 病院では、例の「鼻に棒を突っ込む」インフルエンザの検査を受けた。初体験だったのだが、大の大人なのに「オエッ」と言ってしまったこと、すげー鼻水を垂らしてしまったことが恥ずかしくて仕方なかった。

 鼻から喉の奥に棒が当たるの、すげー不快。

 院長先生はその日何人目のインフル患者だったのだろうか。わたしは患者であり、個人的にはいたわりの言葉が欲しいほど精神的に弱っていたのだが、先生は呆れ顔で「インフルエンザ、流行ってるでしょう」と言った。

 まるで「流行ってんのにかかってんじゃねえよ、クソが」に聞こえた(注:弱っているわたしの幻聴です。院長先生はこんなこと絶対言わないし、言ってません)。

 かかっちゃって悲しかった。

 

 インフルエンザのやばさとは、

  • 人間らしさが無効化されること
  • ビビる量の寝汗が出ること
  • 鼻に棒突っ込まれてオエッとなること
  • 悲しくなっちゃうこと

だと思った。

 

インフル治癒中の生理のやばさ

 「鼻から棒」の検査によって「インフルエンザA型」が確定したわたしは、新薬が処方されることになり、その新薬というのがまーすごい効き目だった。1夜にして高熱が下がり、ちょっと調子の悪い風邪の人ってなぐらいまで落ち着いた。

 そこまではよかった。

 生理がきてしまった

 否、わたしは生理など怖くないぞ!と思っていた。なんたって、ひどい生理痛を緩和するために低用量ピルを服用しているのだ。低用量ピルは最強だ(個人の感想です)!もう生理でもたらされる不快さは怖くないぞ!!!と強気だった。

 

 いつも以上に弱ったわたしに、生理は優しくなかった。

 

 まず痛くなくなりつつあった生理痛が体にドゴーンとパンチを決めてきた。生理痛で目を覚ますことなんて一度もなかったのに、その日は痛みで起きた。時刻は午前4時半。眠ぃよ、ふざけんな。

 熱は引いたとはいえ、まだ36.5〜37.0度と微熱レベルである。なのに生理痛で下腹部が痛い。下腹部が刺激されると便意が生じてしまう。でもその便意にしたがって排便しようと力むと熱で頭が痛い・・・のループである。何これ?!?!?!

 あまりのつらさに「わたし、何か、悪いことした?!」というツイートを発信するも、それで痛みが緩和するわけもなく、その日は病み上がり中の生理に苦しみ続ける1日となった。

 

 インフルエンザ治癒中の生理のやばさとは、

  • 体力不足につけこまれた下腹部痛
  • 体力不足につけこまれた頭痛
  • 体力不足につけこまれただるさ
  • 1日中続く不調
  • 熱は下がったのに身動き取れないイライラ

だと思った。

 

全てが終わった後のやばさ

 そして今、本来であれば、インフルエンザ治癒も生理期間も終わったことに「いえーい!!!元気、元気ー!!!」とはしゃぎたいところなのだが、外でもらってきてしまったインフルエンザへの恐怖が予想以上に強く、外出への恐怖が高まってしまった。

 普段在宅ワークをしているのだが、歯医者へ出かけた帰りにインフルエンザになったことを思い出すと「病気になりたくなきゃ、外へ出ないほうがいいのでは?」という極論に達してしまった

 家にこもってたほうが安全じゃね?ってね。

 決して歯医者が直接の原因ではないにせよ、わたしがあのウイルスと接するきっかけにはなっているのだ。極端なことを言うと、歯の治療ではなくインフルエンザ感染がきっかけで、歯医者が怖くなっている。我ながら、ものすごく馬鹿馬鹿しいと思う。

 が、怖いのだ。

 外出してやられたという出来事に怯えてしまうのだ。

 

 全てが終わったにも関わらず、感染症の恐怖を味わっている。パンデミックって超怖い。ゾンビ映画のような1週間だった。全然楽しくなかった。

 

最後に

 今週のお題は「万全の体調管理を」なので、本来であればインフルエンザ予防の話をすべきなのかもしれないが、どんなに気をつけていてもかかる人はかかるようだ。

 インフルエンザで苦しんでいたとき、ツイッターを眺めていると、予防について語った後のオチが「ま、インフルかかったんだけどね」って人が結構多くて励まされた。

 

 そう、もう、インフルエンザになっちゃったら仕方ないのだ。

 

 最後に・・・インフルエンザにかかった人に言ってほしくない言葉だけ伝えておく

 「予防接種すればよかったのに」だ。

 絶対に言ってほしくない。予防接種すべきだったことは本人もよ〜くわかっている。まずはいたわっていただきたい。隔離されてしまうことも、感染源である本人はよ〜くわかっている。とにかくまずは、いたわりの言葉がほしいっす

 

 予防してもなる時はなるけど、だからと言って予防しないのはオススメしない。

 かかっちゃったらしょうがないけど、まずはインフルエンザにかからないように。女性のみなさん。生理現象なんでどうすることもできないけど、インフルエンザ治癒中に生理がかぶんないよう、わたし祈っとくから

 では。

 

◆本日のおすすめ◆

どんなにマスクが嫌いでも、夜寝るときだけはつけようと思った。

体が冷えるとどんどん弱る。だから温める。

生姜がお嫌いでなければ、内側もぽっかぽかに。

 

今週のお題「冬の体調管理」