こんにちは、齋藤吐夢です。
デザインフェスタというアートイベントに、昨年から参加し続けている私。ただねえ、いわゆる”油絵”ってな授業を受けたことがありませんでした。油絵の具を使った絵を展示してましたが、あれは独学で、描き方合ってるか分かんなかったのよね・・・!
そんな訳で、油絵を習ってきましたよ〜!!!
世界堂で絵を習えます!
やってきたのは、新宿にある世界堂本店。画材や文房具の宝庫とも言える店舗の6階には、絵画を習うことができる教室があるのですよ・・・!
世界堂について
”あんぐり口を開けたモナリザ”の絵、見たことある人もいるんじゃないかしらん。昭和15年から「額縁と絵画販売」を目的に創業。絵画会における老舗中の老舗なんじゃないでしょうか〜!
たくさんの絵の具、キャンバス、文房具に出会えるので、目移りします。楽しい、楽しい!!!
絵画教室アートカルチャーとは
世界堂本店6階にあるアートカルチャー。ここはなんと入会金無料の絵画教室で、習いたい授業にサラリと参加できるのが魅力!!!
体験講座に至っては、手ぶらでもOKなわけです。今回私も体験講座を受けましたが、油絵は事前に用意されてました。油絵どころか絵を描くためのキャンバス(F4号 333mm×242mm)も用意されていて、描いて、持ち帰って、税込4,320円!!!
ちなみに一番安い価格の画材を揃えてみると、大体こんな感じに。
- パレット ¥173
- フィキサチーフ ¥567
- キャンバスF4号 ¥404
- 筆7本 ¥150×7=¥1,050
- ブラシクリーナー ¥265
- ペインティングオイル ¥303
- 油絵具一式(10ml 10色) ¥1,770
合計額は4,532円とどっこいどっこいですな。
でも、これに指導代がつくんだよ・・・安くない?!13:00〜17:30までみっちり書かせていただいてこの値段だよ!体験にしては優良すぎませんか?!!
一日油絵体験を受けてみた
そんな訳で、ここからは体験記を書かせていただきますよ〜。
なぜ独学で突き進めていた私が「油絵、習ってみよう」と思ったのか。そしてめちゃくちゃ楽しむことができたのか・・・その秘密が、今、明らかに!!?
夫「油絵習ってみたい」
きっかけは夫の一言でした。
彼は私がデザインフェスタに初出展を果たす前から、私の活動を応援してくれていました。私が彼に影響されていろんなものに興味を抱くようになったのと同じように、彼も「美術」「アート」の世界に足を踏み入れたらしく・・・「僕も絵を描いてみたい」。
描こうよ!
絵の世界に彼を引き摺り込んでやりましたよ!!!
とにかく描かせてくれる!
夫は鉛筆デッサンも初体験でしたが、説明するよりも先に、まず描かせてくれるところに驚きました。先生がまず手本を見せてくれるのですが「とりあえず描いてみましょう」と鉛筆も絵筆も渡してくれるのです。
これは、「体験したい」欲のある人には嬉しいっす。
描く人の特徴を即座に捉える先生
写真(↑)は夫が描くことになったモチーフ。
もちろん手が止まってしまったり、悩んでいるとすかさず「ちょっと代わりましょうか」と手本を見せてくれます。もちろん「自分で描いてみたいので、助言だけ・・・」でもOK。その場合は口頭だけで分かりやすいアドバイスくれます。
この指導方法、めちゃくちゃ高度。
「とにかく合ってようが間違ってようが描いてみたいんじゃ〜」って人には最小限のデモンストレーションしかしない先生。一方、私のように「これで・・・いいんですかねえ」と不安感漂う人には、代わって補助線を引いてくれたり、手本を見せてくれる。
私と夫の「絵を描くときの姿勢」を即座に認識したんだと思う。
私と夫でアドバイスの仕方が全然違くて(私はデッサンの狂いをたくさん指摘されたが、夫には「絵具がちょっと多い」ぐらいしか指摘がなかった笑)、私と夫が一番楽しめる形で指導してくれたのが嬉しかった。
夫婦の作品
・・・と言うことで、こちらが私たちが描いた油絵です。まずは私から。
次が夫の作品。
夫の絵のほうが温かみを感じられる気がする。「まる〜ん」としてて、可愛い。
はじめて知りましたが、絵で大事なのは「形と明暗」とのことで。13:00〜17:30(途中30分休憩)までの授業で、
- デッサン2時間
- 下書き1時間
- 色塗り1時間
って感じでした。先生曰く「細密画を描く目的じゃなければ、色は本物と違ってもあまり問題ない。形と明暗が狂うと、立体感がなくなる」とのこと。・・・学ベて良かったっす。
一日から始めても楽しい
今回油絵を習ってきたのですが、たった一日だけの体験でこんなにも楽しめるなんて!と驚きました。絵画一日体験って、めっちゃ良いデートコースだと思う笑。一日から始める絵、すごく心踊る体験なんで、ぜひ。
難点があるとすれば・・・意外と集中力を消耗するから、そこそこ疲れます。アウトドアではないけれど、疲れるデートになります笑。
では。
◆本日の一冊◆
担当してくださった先生の著書。