こんにちは、齋藤吐夢です。
生まれて初めてロシア料理を食べました。
否、もちろん、ロシアが発祥の料理は何回か食べたことがありますが…ロシア料理と銘打った外食は初体験。
驚きの体験について、お話します。
人生初!ロシア料理の味
神保町にあるろしあ亭。知っている人は知っている名店なのではないでしょうか。
都営地下鉄三田線・新宿線東京メトロ半蔵門線【神保町駅】徒歩2分
(地下通路A7出口より徒歩1分)
JR中央線・総武線【御茶ノ水駅】御茶ノ水橋口 徒歩10分
JR中央線【水道橋駅】東口 徒歩12分
引用元:ろしあ亭
初体験の味の感動、お伝えします。
喰らえ!サワークリーム
私は夫と共にろしあ亭を訪れ、夫は白いビーフストロガノフのランチを、私はロールキャベツのランチを頼みました。セットメニューは以下のようになっています。
- キャベツのサラダ(ピクルス)
- パン2種
- ボルシチ
- パンナコッタ
ロールキャベツにはパイ生地で蓋がしてあるクリームシチューがついてきました。
食べて思ったこと・・・サワークリームの主張が激しい。
酸味が強く、言うなれば水切りヨーグルトのような濃厚なサワークリームが、パンにドン!!!ボルシチにドン!!!と載っかっているのです。わかりやすくドカッと料理に載っていなくても、味わう口のどこかで
サワークリーム 「ズドラーストヴィーチェ(こんにちは)!」
と主張してくる感じ。
日本料理の優しく甘〜い”うま味”文化には未経験となる味でした。
とにかく乳!乳の味!
そもそも先に紹介したサワークリームも乳の味ですが、全ての料理(キャベツのピクルス以外)、どこかに乳の味を感じます。 とにかく乳、乳なのです!
ロールキャベツは柔らかなキャベツに包まれた肉が絶品なのですが、かかっているソースがやはりトマトと乳。しかも「トマト<乳」なのです。白いビーフストロガノフは言わずもがなです。
驚いたのは、セットでついてきたクリームシチュー。
はじめ、口にした時、あまりにも乳の味”しか”しなかったので「味が・・・しない?!」と思ってしまったほど。うま味、塩気ではなく・・・乳なのです!
乳製品が大好きな人で、まだロシア料理を食べたことがないと言うのなら、絶対に食べたほうがいい。だってあんなに乳祭りな料理、ありますか?!ってな具合で、ず〜っと乳、乳でした。デザートのパンナコッタも同様。
ものすごい体験だった。
栄養価が高い料理だった
この怒涛の乳祭りにより、菜食主義者ではないものの「肉より野菜が食べたいな・・・」と思いがちな私は、やられました。食べきれなかったのです。めちゃくちゃ美味しかったし、はじめての体験だったので感動したんですが、食べきれなかった。
一緒にご飯を食べた夫は、めっちゃくちゃ細い割にはよく食べるので、私が食べきれなかった分も食べてくれましたが、彼は「これを毎日食べてりゃ、そりゃ向こうの人は体大きくなるわ」と言ってました。
体を大きくしたいなら、ロシア料理を食べて体を動かすのが良いんじゃないか・・・なんて思った次第であります。
一度は経験すべき味
ちなみに驚くほどボルシチが真っ赤だったのですが、それは写真(↑)にあるビーツという野菜がもたらす色だそうで。「トマトなんてあまちゃんよ!」 ってなぐらい真っ赤っか。面白かった。
食が細い人や乳製品が体に合わない、という人には少々きついものがあるかもしれないけれど、一度は味わうべき味だと思う。異文化交流ってやつです。
逆に、ロシア料理をず〜っと食べてきた人が、日本の伝統的な優しく甘い”うま味”にどう反応するか、知りたい。
神保町に足をお運びの際は、ぜひランチの選択肢に
- ラーメン
- カレー
- ロシア料理
と加えてみてください。
では。
◆本日の一冊◆
家でも作ってみたい・・・