ZINEって知ってる?!メッセージ性の強い個人誌”ZINE”をもっと広めちゃいたい!!!

こんにちは、齋藤吐夢です。

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みなさん、ZINEってご存知ですか?

 

ZINEだなんて小洒落た名前を名乗っていますが、言ってしまえばちょっとアーティスティックな”同人誌”です。同人誌(文学より)より雑誌っぽいけど。

 

ま、個人発行の雑誌ですな。

 

しかしこのZINEってやつがまた魅力的でね〜・・・!

 

 

ZINEの魅力って何?

 

何がどう魅力的なのか、まずは教えちゃいたい!!!

 

出版社から発行されている小説やエッセイや雑誌や漫画も十分、十分魅力的だし、だいっすきなんだけど、この”個人が発行している”っていう部分が大事なんであって。

 

自主制作の唯一無二感

まあ、確かに・・・人によってはコレがデメリットに見える人もいるのかもしれんけど笑、自主制作なんでね!

 

唯一無二なんですよ!

 

人によっては全て手作業でつくりだす場合もあるZINE。

 

ということは、1つとして同じ作品はないの。・・・オリジナリティ溢れ過ぎ!!!

 

”その人がつくったもの”、というのが好きな私にとって(例えばデザインフェスタなどのアートイベントで原画を購入できると超テンションあがる!!!)、これは本当に最高なことなんよ?!

 

好きなものを好きなだけ

それから自主制作なので、特集がどんなにフェチに溢れていても問題ないわけ。この世には、”醤油”に注目したZINEがあるとも聞く(タモリ倶楽部で観たな・・・)。

 

最近の雑誌には、1つのことに注目した特集も、まあ、なくはないけど、それが当たり前のように存在していたのがZINEです。

 

だって個人でつくるんだものね。

 

好きなものを好きなだけ表現できる

 

しかもそれが雑誌という形だから、人の手に渡りやすい。これってなんて素敵なんでしょう!って初めてZINEを知った時に思った。

 

誰でも気軽につくれる雑誌

でね、ここが肝なんだけど、別に”おしゃれ”感は必須じゃないの。手書きで、裏紙に殴り書きして、「これが私のアートじゃ!私のZINEじゃ!」って言ったって良いの。

 

確かに上の例は極端だけど、誰でも気軽につくれるのが良い所

 

だってまず発行部数が小ロットでも問題ないんだもの。10部しか刷らない・・・全然、問題ない。そもそもオンライン発行だから刷らない・・・問題ない!

 

だからコンビニ印刷でもつくれるっちゃつくれる。在庫補充も楽だし、在庫を抱える不安も感じなくて済む。この気軽さ。良い時代になったねえ・・・

 

広告一切なしも可能

あと一応くくりが雑誌だからと思って利点を挙げるのだけれども、広告挟む必要もないから読み手も読みやすいと思う。個人発行だからそりゃそうだ・・・とも思うけど笑。

 

最近の雑誌は、ほぼ広告で出来ている(ように思える)。

 

だけど自分の好きなものだけを追求できるZINEであれば、ファッション雑誌であったとしても、例えば自分のコーディネートを切り抜いてつくれば、一冊コーデの参考書ができあがる。

 

広告なしで。

 

これはね、読み手にも嬉しいと思うんだな。

 

いや、広告が必要ないとは思わないけど、でも「広告ばっかだな、この雑誌」ってなんか残念じゃないですか?!それがないんだから良いよねって。

 

かっこいいZINEに出会いました

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そんなZINEの魅力なんだけど、「メッセージの強さ」も強みだと思う。

 

それが伝わるような超かっこいいZINEに出会ったんで紹介させてください。

 

出会ったきっかけ

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10月5日〜10月8日に天王洲アイルにある寺田倉庫にて、東京アートブックフェアというイベントが開かれていました。

 

開催前日まで全然知らなかったンだけど、 ツイッターで情報が流れてきて「これは行ってみんと!」となったの。そうしたら、出会ってしまったんだな・・・。

 

”毛”ってセクシー?!

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ファッション雑誌『GINZA』の編集アシスタントの方がつくったZINE『HAIR』。

 

ginzamag.com

 

どのような背景でこのZINEがつくられたのかは、上のコラムを読めば分かるのだけれども、”毛”という女性にとってコンプレックスの対象となりやすいものをテーマにした雑誌。

 

写真集のようなZINEなのだけれど、モデルさんは脇毛を生やしたままポージングをしていて、それがなんだかセクシーでかっこよかったんです。

 

私も数回”毛”についてブログで言及した身。

 

www.tomutomu-corp.com

(↑)これとか 

 

www.tomutomu-corp.com

(↑)これとか・・・ 

 

しかしこのZINEは、私の考えていた”毛”の負のイメージを覆すものでした。

 

メッセージ性の強さ

毛がコンプレックスだったことからスタートした『HAIR』というZINE。

 

でもそのメッセージは「毛が生えてたっていいじゃん!」「毛ってアイデンティティじゃない?」 というもの。

 

とにかく前向きな”毛”への姿勢に心打たれたんです。

 

私は脇の毛は正直、居心地が悪いから剃っていますが、腕毛・足毛は生えてます。生えてても困らないし、私の中での美意識において”毛の有無”は全然関係ない。

 

”毛の有無”と美しさは関係ないよ!ってすごく伝わったの

 

ZINEをもっと広げたい

今回『HAIR』という、こんな素敵なZINEに出会ったことで、よりいっそうZINEが好きになった。個人制作の作品が好きになりました。

 

私は絵も描いているし、販売したりもするけど、ZINEという形を使えば、もっと芸術・アートが身近になるんじゃない?!!とも思ってる。

 

だからもっとZINEを広げたい

 

広めちゃいたい!!!

 

www.haconiwa-mag.com

 

ZINEだけを取り扱った本屋もあるし、巡って沢山ZINE欲しいな・・・。

 

ZINE販売にも挑戦!

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そして私自身もZINEの制作販売に挑戦します。

 

もうね、ずっとつくってみたかったの笑。写真に載ってるZINEは、完成したらデザインフェスタvol.46と私の絵のオンラインショップで販売します!

 

今まで撮りためてきた、ちょっと鬱々とした写真を集めた小さな写真集です。

 

コンセプトは「死にたい気分のあなたへ、憂うつを受け入れてくれる写真集を」

 

よろしければ、見にきてね〜!

では。

 

◆本日の一冊+α◆

ZINE、私もつくってみたいって方にオススメ。

 

”女の子”以外が読んでもめっちゃ勉強になる