コンプレックスを克服したいなら、まずは自分のコンプレックスを受け入れよう。

こんにちは、齋藤吐夢です。

f:id:tomu_saito:20170910132229j:plain

中にはうらやましいほどに「コンプレックス?何それ、おいしいの?」という人もいるようですが、人間誰しもコンプレックスの1つや2つは抱えているもの

 

そんな負のエネルギーが強いコンプレックスを克服するにはどうしたらいいのか。

 

結論から言えば、その「コンプレックスをまずは受け入れる」ことこそが、コンプレックス克服の最善策だと考えています。

 

 

コンプレックスを受け入れよう

「いやいや、不快に思えるからこそ克服したいって言ってんの!」

 

と訴える人もいるかもしれませんが、”改良することのできない部分”を指しているのであれば、受け入れた方がラクになれると思ってる。

 

むしろ、抱いているコンプレックスが改良できるものであるならば、「改良するよう努力しろよ・・・」って話であります。

 

例えばぽっこりお腹とかがそうね。筋トレしたり食生活変えたり、それ相応の努力すればいいのよ。それ相応の努力もしたくないなら、嘆いてんじゃないわよ!

 

例えば「頭が大きい」「骨ががっちりしている」とか、もう”骨を削る”ような大手術しない限り、改良できそうもないコンプレックスは受け入れてしまった方がベターです。

 

一番最後にも書きますが、案外人は”他人”に興味を抱いておりません

 

あなたの抱えるコンプレックスなど、関心の対象にもならないのです。

 

コンプレックス克服体験談

f:id:tomu_saito:20170830191607j:plain

私がコンプレックスを克服してきた過程をご紹介します。私自身、幼い時からずっとコンプレックスの固まりで、コンプレックスが多すぎて少々卑屈すぎるほどでした。

 

かつて抱いていた外見面でのコンプレックスは、今では「しょーもな!」と思えるほど、私のアイデンティティ”と化しています

 

活かして、私を表現する武器にもなっています。

 

私自身のコンプレックス

例えば私の場合。

 

  • 頭がでかい
  • 肩幅がある
  • 全体的にがっちりしている

 

この3つが非常にコンプレックスでした。色々な人から「え?そんなことなくない?」と言ってもらえたとしても、その言葉を信じられないほどにコンプレックスでした。

 

”華奢な女の子”像が憧れ対象となる昨今、私はその逆”たくましい女の子”だったのです。

 

受け入れる前までは

若かりし10代の頃。私の通っていた高校はTHE・華奢な女の子ばかりで、全国平均体重の平均値である私に対し、華奢女子達は5kgも軽い・・・そんな環境でした。

 

 

そんな中、とんでもなくピュアな女の子から、ちょっぴり立派になってしまった下っ腹を

 

「妊婦さんみたいだね♡」

 

と言われたその日から、コンプレックスに呪われる日々がスタートします笑。もちろん妊婦さん呼ばわりされた下っ腹は、悔しさから腹筋でどうにかカバーしました。

 

が、筋トレをつくとかなり筋肉のつく体だということが判明し、下っ腹は何とかなったものの、華奢になるどころか、まるで剣士のような体格へ・・・(剣道部だったこともあると思います笑)。 

 

集合写真を撮れば、「なんで私こんなに頭も体も大きいんじゃ・・・」と落胆する日々。

 

受け入れた後は

しかし年を取るにつれて、一つの疑問が生じました。

 

「誰のために、自分の体を比較して悩んでいるの?」

 

周りの女の子は華奢です。今のご時世、華奢な女の子が普通な時代とも言えます。しかし私はなぜ華奢にならなければならないのか。 

 

なぜ彼女らと同じを目指しているのか。 

 

 

「頭が大きい」とか「体格ががっちり」に対して、誰かは非難してくるかもしれません。でもその”誰か”のために、私が悩む必要あるのか?!と思いました。

 

人によってはこれを「開き直り」と呼ぶでしょう。

 

しかし、それのどこが悪いのか。

 

そもそもコンプレックスなんて、自分が勝手に生み出したもので、実在しないんじゃないかとも思ったのです。

 

頭がでかいのも体格がいいのも、ただの自分。 

 

後、ただの自分を愛してくれる人がいるのであれば、それはもう別にコンプレックスではなくアイデンティティとして受け入れていいんじゃないかって。

 

誰も”他人”のことなんて気にしていない

f:id:tomu_saito:20170910140141j:plain

正直、コンプレックスなんて自分が生み出した呪詛みたいなもんだと、私は解釈しています。

 

なぜなら誰も”他人”のことなんて気にしていないから。

 

「妊婦さん♡」と言うてきた女の子のような、ピュア指摘を仕掛けてくる天然女子もいれば、そういうコンプレックスをつつき相手が傷つくのを最高のおかずにしてくるド変態野郎も存在しますが、そんなん少数です。

 

大抵”自分”のコンプレックスなぞ、自分しか見ておらんのです

 

ならアイデンティティにしてしまう。

 

受け入れてしまう。

 

私は今、「頭でかいね」と言われた時には「脳みそがいっぱい詰まってるんで」と返してインパクトを残すことにしています笑。

 

もしあなたが誰かの心ない一言で傷ついているのなら、あなたはそんなことを言う奴のために生きる訳じゃないのだから、呪いにまみれるのはやめて、前を向いてほしい。

 

大丈夫、そんなこと言う奴は、あなたの人生における鼻くそ以下の人だから。

 

コンプレックスを克服する最善策は「受け入れること」という話でした。

では。

 

◆本日の一冊◆

コンプレックスにちなんで。可愛らしいオススメ青春漫画。