こんにちは、齋藤吐夢です。
私の仕事上の肩書きをあえて書くとすれば、”専業在宅ライター”です。
2017年1月から、クラウドソーシングサイト【クラウドワークス】にて、専業ライターとして記事作成の仕事を受注しています。
黙々と執筆活動を続けているうちに、プロクラウドワーカーという認定を受けることができました。
全クラウドワーカーの中でも、下記の基準を満たしている一部のプロフェッショナルだけが、プロクラウドワーカーとして認定されます。
3ヶ月毎に更新される認定制度なので、プレッシャーもありますが、プロ認定を受けたことで、仕事の幅がぐっと広がりました。
だから私にとって、とても嬉しい出来事です。
今回はプロクラウドワーカー認定記念を称して、クラウドワークスを利用して働いている私が、現代社会において注目度の高い、”働き方”について考えてみました。
クラウドソーシングをする理由
なぜ私がクラウドソーシングサイトを利用し始めたかというと、会社勤めしていた時、会社での人間関係や仕事の在り方に疑問を感じ始めていたからです。
▼仕事について▼
働き方について私が考えること~たった一年間しか勤めていない会社に絶望して~
若者世代も上の世代も分かり合わなければ。“俺の時代”を押し付けるおじさんは願い下げ。
会社勤めをしていた時、情けないことに私は「会社 辞めたい」とか「会社 行きたくない」みたいな検索ワードを打っては、この感情を何とかできないか模索していました。
そんな時に出会ったのが、ブログやnoteで、在宅ワーカーとして働いている人の姿でした。一番感銘を受けたのは、KATAKINさんですね。
不安から解放される働き方だと思った
先で紹介したKATAKINさんの働き方は、私に多大な感銘を与えました。
私は病気のリスクを抱えています。もちろん全ての症状において、寛解しているものの、再発のリスクは一生ものと言えます。
▼病気について▼
がん闘病記ではなく、生存後のもがき話を。感動できない話をしよう。
でも在宅ワーカーとして働けるようになれば、いつ、会社勤めができなくなったとしても、パソコンとネット環境があれば何とかなる・・・と思ったんです。
実際入院中や通院治療中、ろくに動けなかったことを覚えています。自分が動きたくても思うように動けない。
厳しいことを言うようですが、現代における会社では、病気やケガで動けない人を囲ってあげるほどの余裕はない、と考えています。
そんな時、自分一人の力で稼ぐ力を身につければ、突然の解雇、突然の休職に追い込まれても、生き残る術が残るのでは?と思ったんです。
ライターという仕事を選んだ理由
生き残る術として選んだ仕事が、ライター業でした。
なぜ記事執筆の仕事を始めたかというと、好きなことが一挙に出来る仕事だったからです。私の好きなことは
- 文字を書くこと
- 自分の意見を述べること
- 知らない情報を得ること
でした。
この全てが揃うライターという仕事は、私にとって天職となったのです。
”自分”のおかげで得られる喜び
かつ、私がこの仕事を続けられている理由には、自分の書いた文章がそのままお金になって返ってくることにあります。
私がかつて勤めていた会社では「我慢すればそのうち給料が上がる」という発想の下で働く人が多かったです。実際腑に落ちない仕事だとしても、給料は良かった。
でもこのご時世に甘い考えだとは思いますが、私は腑に落ちる仕事で、それに見合った給料が欲しかった。
だからこそ、書き仕事で得られるお給料は、私にとって価値あるものでした。
働き方は自由になってきている
確かに今の私の働き方は、給料や社会的な観点からは、非常に弱い立ち位置にあるでしょう。
お金の足りない(あえてそう言わせてもらう)国からすれば、役に立たない、ろくに社会進出をしない、使えない女と評されるのかもしれません笑。
でも働き方は今、自由になってきています。
ライフスタイルと性格に合わせた働き方
クラウドワーキングマガジンのあるコラムに、1日3時間、週4日で月収10万円稼いでいる主婦の話があります。
彼女の働き方、働き方への姿勢は、私の背中を後押ししてくれるものでした。
表現は悪いですが、今までは8時間以上会社に軟禁されながら、腑に落ちない仕事をしてきました。
でもこの人のように働けば、実働時間がかなり少ない中で10万円”も”稼げるのです!
稼げる・稼げない問題については
例えばクラウドソーシングにおいて「全然稼げないけど?!」という話題が上がったりもします。実際、クラウドソーシングの中には”下請け”仕事が見え隠れするのも事実。
でも、稼げる・稼げない問題については自分自身の価値観との相違でしかないと、私は考えています。
例えば私が初めて記事執筆でお金をもらった時、自分の書いたレビュー・体験談はたった数百円にしかなりませんでした。
でもその時”たった何円”だなんて思わなかった。
少ない金額ではありましたが、私の書いた文章にはお金に代わる価値があると知って、すごく嬉しかったんです。
もちろんお金は大事だけれど
とはいえ”お金を稼ぐ”という行為は、生きていく上で必要不可欠です。お金は手段ですから、手段がなければ何もできない。
普通に生きている中でかかる生活費、国民として義務を果たさなければならない税金、その他もろもろ・・・支出は必ず生じてしまいます。
でも必要十分さえ揃えられれば、生きてはいけるんですよね。必要十分生活で満足できれば、生活水準も徐々に低くなって、お金が貯まる・・・なんてことも実は可能。
私は毎月、何円稼ぐことができるのか、チャレンジ感覚で働いています。
というのも私が愛読しているブログよのすけ.comの筆者木村世之介さんが、ブログとクラウドソーシングで生計を立てているんですよね。月数十万円稼いでいると言います。
何事もやろうと思えばやれる。
彼はそれを証明してくれました。私も月10万円は稼ぎたい!と決心してから、半年くらいかかりましたが、安定的に月10万円は稼げています。
※ちなみにクラウドソーシングを始めた時には、タスク案件を重点的に受けて月3,000円稼いでいました。また記事作成だけでなく、メルカリなどを利用して不要品販売でもお金を稼いでいます。
楽しさが重要
やろうと思えば稼ぐことはできます。ただその働き方が”楽しくない”、それが一番つらいのだと、今までの経験から考えています。
会社員として働いていた時、稼ぎは確かに今より良かった。でも「働いていて楽しい!」という感覚はありませんでした。
仕事自体は楽しかったのですが、働き方に疑問を感じていました。
もちろん今の仕事でも、時々漠然とつらい時はあります笑。
読者に伝わる文章が浮かばなかったり、仕事に集中できない時、漠然と「うおお・・・つらい」となることはあります笑。
ただ仕事の達成感・楽しさは、
今の仕事の方が断然上です!!
結局”自分が楽しい”時間を過ごすのが一番だな〜、と思いなおしました。
もちろん稼ぎだけで見れば、もっと早く収益を上げている人、沢山います。私、全然ダメ笑。だけど私は彼らではないんですよね。
「負け犬の遠吠え」に聞こえる人もいるかもしれないけど、彼らをそのまま真似たところで、私の成果にはつながらない。
やってみよう、続けよう
正直今やっている仕事が10年後も続けられるかなんて分からない。人工知能が私の代わりに仕事をしてくれるのかもしれない。でも私は人工知能に仕事が”奪われる”なんて思っていない。
今のうちから、活き活きと働いたもんがちだからね。
奪われるような仕事”しか”できない人は危惧する話だけど、今のうちに自分の得意、好きなこと、活かして仕事始めちゃいなよ!と思う。
リスクを感じるなら今の内から回避しなよ。
余裕ある生活を送るための稼ぎには、まだまだ到達していないけれど、それは私が「無理だ」ってどこかで思ってるからに過ぎない。本気じゃなければ叶えられない。
クラウドソーシングを始めた人も、最初はつらいかもしれない。でも”楽しく続ける”を最優先すべきだと思う。早く結果が出るものばかりが正義じゃない、と思う。
とりあえずやってみよう、それから続けてみよう、です!
では。
◆本日の一冊◆
ヤングアダルト向けの本が、結局一番分かりやすい笑。