こんにちは、齋藤吐夢です。
先日、こんなツイートを見かけました。
【ブログ更新】ライターの価値は「味噌汁の作り方を分かりやすく説明できるか」で決まる - https://t.co/VQNHRkWfFhpic.twitter.com/0B3pS8YQDm
— 会社やめたろー@フリーライター (@kaishayametarou) 2017年5月28日
会社やめたろーさんのブログは本当に読んでいてためになるし、単純に面白いので好きなのですが「味噌汁の作り方を書いてみよう」って素敵な課題だなと思って。
純粋に我が家の味噌汁の作り方をご紹介して、同じような出汁の取り方をしている人と出会いたいということもあって笑、今回、味噌汁チャレンジいたします。
日本人の馴染みの味、味噌汁!
日本の味、と言えば私は迷わず味噌汁を選びます。
日本の伝統的な発酵食品である”味噌”を、いわばお湯に溶かしただけの簡単な汁物、それが味噌汁です!
あの特有の、何とも言えない大豆の香りがたまりません。それに出汁の香り。味噌汁を作っているであろうご家庭の前を通った時の、食欲の湧き上がり方と言ったら!!!
一般的な味噌汁の作り方
めっちゃくちゃ簡素化して、味噌汁のレシピをお伝えすると、
- 出汁をとる
- 具を入れる
- 味噌をとく
の3ステップで済むじゃん!と私は考えているのですよ笑。
これはさすがに簡素化しすぎだけど、この3ステップに抵抗がない人から見れば、こんなにラクな和食はありません。
ただ確かに、1.出汁をとるという行程でつまづく人がいるのは事実でしょう。私が小学生の時、家庭科で習った出汁の取り方を見てみましょう。
出汁の取り方
出汁として利用される食材には、主に昆布と鰹節があります。今回はスタンダードにこの合わせ出汁をとってみましょうか。
- 濡らした後、硬く絞った布巾などを用意し、昆布の表面の汚れを取り除く
- 鍋に水と昆布を入れ、沸騰するまで火にかける
- 沸騰したら弱火にして、アクを取り除く
- 昆布を取り出し、引き続きアクを取り除く
- 鰹節を入れたら、20〜30秒ほど火にかけた後、火を止める
昆布を入れる場面で、”3時間ほど水につけましょう”という教科書があったり、”鰹節を入れたらすぐに火を止めましょう”とあったり、恐らく執筆者によって作り方は異なりますが、大体こんな感じ。
料理が苦手な人からすれば、火を弱めたり、具材を取り出したり、入れたり、火を止めたり、最終的に濾したり・・・という行程が心底だるいのだと思います。
我が家流、ずぼら味噌汁とは
そこで紹介したいのが、我が家流、ずぼら味噌汁の作り方です。我が家流と書きつつ、大原扁理さんの20代で隠居 週休5日の快適生活が参考資料です。
扁理さんの隠居生活での「無理をしない」「めんどくさいことはやらない」的スタンスをベースに実践し始めた、我が家流ずぼら味噌汁は、非常にラク。ホントにラク。
ずぼら味噌汁レシピ
ずぼら味噌汁のラクなところは、”出汁と具が同じ”ということ。
もう少し詳しく言うと、出汁として利用する昆布は「食べれるんだから、食べちゃえ」ってこと。だってなんかもったいないし、具のかさましになるし笑。
鰹節やイワシ節など、気分で動物だしを加えることもあるけれど、加えた時も濾すなんてもったいない!と言わんばかりに、削り節もモリモリ具として食べます。
以下レシピです〜
- 鍋に水を入れる
- 昆布ははさみで細かく切り、1.の鍋へ投入
- 鍋を火にかけている間に、好みの具材を用意
- 沸騰してきたら具材を鍋へ投入
- 味噌をといたら完成!
ちなみに火の通りやすい具材なら、4.の行程の後、すぐに火を止めるのもオススメ。余熱でちゃんと火が通ります。
あと味噌って煮立たせると、あんまり美味しくないので、すぐに火を止めてしまえば、味が落ちるのを防ぐ役割も果たします。
気になる味は・・・?
我が家はメインが昆布だしなので、非常〜にまろやかな味の味噌汁になります。
昆布を取り除かない分、確かに多少昆布の粘りっ気は残りますが、それがかえって味わいに深みを出している・・・と信じている笑!
鰹節やいわし節などを加えると、かなり味がしまるので、それはそれでオススメ。ただ煮干しだしは、苦みが強く出る事もあるから、個性的な味が苦手な人は避けた方がいいかも。
味噌汁はウマければ良し!
とか何とか言ったけれど、結局のところウマければ良しとも思う笑。
私は1人っきりの夕飯の時は、ご飯と味噌汁と漬け物があれば本当に十分だと思っている、シンプルにウマいから!
ウマさが重要だと思うから、もっともっとずぼらな味噌汁でもいいと思う。昆布と一緒に食べる具材もはさみで切っちゃう、全然アリだと思う。
ただずぼらで良いから、出汁の行程は欠かさない方がいいね。味噌単体だとちょっと塩辛い気がします。旨味って結構大事!
以上、”味噌汁の作り方を分かりやすく説明してみよう。我が家流。ずぼら味噌汁レシピ”でした〜。
では。
◆本日の一冊◆
具だけで雰囲気を変えられる、それが味噌汁!