こんにちは、齋藤吐夢です。
上野、浅草、そして新たに私が大好きでたまらない街が発掘されました。それが門前仲町。絶妙な交通量、人の量、そして不思議と暖かい街の様子にべた惚れ。
門前仲町に魅了される
歩いて行ける距離に最高のエリアが出来たことは、散歩好き、そして行き詰まりがちな私にとっては本当に奇跡中の奇跡です。ありがたや、ありがたや。
何が魅了されるかと言えば、突如として現れる商店街です。商店街、というか商店街風の素朴な飲み屋街が最高に素晴らしい。もう、最高しか言えてない笑。
かつ荘厳でかなり立派な富岡八幡宮、深川不動尊の存在感たるや、感極まって「はあ〜」とため息をついてしまいました。江戸っ子らしく(?)やたら勢いづいた祈祷が見所です。
折原商店へ
そんな門前仲町へ足を踏み入れた一番の理由は、深川不動尊近くにある酒屋で立ち飲みをすることでした。しかも、昼間から!
私の大好きなフリーペーパーメトロミニッツ Metro min.にて特集が組まれていた門前仲町。「日が暮れてきたらちょっと寄り道」特集でほろ酔い酒が飲める場所紹介されていたのですが・・・私が「日が暮れ」るまで待てるわけもなく!!!
私はすこぶるお酒に弱く、体調不良が悪化すれば、飲むだけで頭痛がするにも関わらず飲まずにはいられないのがお酒。そう、お酒なのです!!!
小さな店に大量の酒!
店先はそこまでゴリゴリの飲み屋の風格はしていません。ですが、日本全国のお酒好きが集まっているようなオーラをまとった印象があります。
その日いたお客様は、厳しい顔をしながらも一口飲んではうなづきあう夫婦や、可愛らしい見た目にそぐわず豪快な辛口日本酒とエイヒレをのりのりで頼んだ女性二人組。リュックにお気に召した日本酒の一升瓶を押し込み、にやにやしながら店を後にする青年達・・・など!
で、決してお世辞にも広いとは言えない店内には、これでもかってくらい日本酒含め様々な酒がびっしりと陳列。
1ブランド2〜4種類くらいしか置いていないから選び甲斐があるというか、選び甲斐しかない!古酒もあれば、梅酒のような爽やかな果実酒もある。日本酒の横に突然焼酎が置いてあったりと割と統一感は感じられないのだけれども、それがいい。
なぜなら、純粋に好奇心がくすぐられるから!
素朴な会計システム
気になるお値段ですが、グラスの大きさ、御燗によって価格が変わります。でも小さなグラスで1杯なら400〜500円くらいで楽しめます。十分、十分!
おつまみもあります。日本酒好きにはたまらない梅水晶(サメの軟骨の梅肉和え)や鴨ハム盛り合わせ、クリームチーズにおでんとか・・・。
ちなみに私が今回狙っていたのは、玉こんにゃく。玉こんにゃくはレジの前に置いてあり、自分でお皿に取ってから会計です。いくつかのおつまみは自分で盛る必要あります。
至福のせんべろ
玉こんにゃくと梅水晶、気になる日本酒を御燗にしていただきました。追加で1杯冷やで別の日本酒もいただきました。完全にせんべろです。千円でべろべろね。
せんべろ体験にものすごく憧れがありました。お酒は好きで飲むのですが、夫はよく食べる人で、むしろ食事>酒(普通そうか)なので千円超えちゃいます笑。
私はどんなに自分が酒に弱くても、酒メインのちょい飲みがしたい・・・!そんな欲望をいとも簡単に叶えてくれた折原商店に感謝であります。
日曜日の骨董市も
門前仲町の魅力はまだまだ沢山あるので、分けて今後も書いてお伝えしていきますが、日曜日に富岡八幡宮前で行われる骨董市・・・これがまた楽しい!
私の大好きな昭和フォントのマッチや煙草が置いてあったり、「いつのだよ!」と突っ込みたくなるほど古い少年ジャンプがあったり、不覚にも超可愛い置物があったりと心がワクワクしました。
きっと本当の本当に価値のある骨董品は、店主が秘蔵しているのだろうな、なんてやましいことを考えたりもしましたが、あれだね、骨董市に損得勘定、利益のことを持ち込むなんて野暮なのかも。
とかいいつつ、
すげー可愛いお猪口があったのだけれど、 18,000円した。
買えねえ笑。
では。
◆本日の一冊◆
dancyuの特集は愛しか感じない!