こんにちは、齋藤吐夢です。
正直言って真面目な生徒ではありませんでしたし、授業よりは演劇に力を注いでいたので典型的な大学生活を過ごしてきましたが、醸造科を卒業できたことには誇りを抱いています。実験だけは出てた。ただの実践好きです。90分椅子に座ってられないんです。
世田谷区経堂にパブができた!
こんな記事を夫のフェイスブック経由で知りました。
東京農大出身で、農大最寄り駅の一つである経堂にパブができただと?!しかも今はまだ準備段階とはいえ、経堂にマイクロブルワリーができるかもしれないだと?!
これは行くしかねえ・・・!!!
行きました。
世田谷区経堂へのアクセスは、我が家からだと楽々。
新宿駅から小田急線に乗って、厚木方面の電車に乗ればいいだけ。というか新宿駅からなら、その方向にしか電車は走らないので、とても快適。注意点としては、平日朝十時までは快速に乗ると無視される駅、それが「経堂」なので、不安な人はのんびり各停など確実に止まってくれる電車に乗車するのがおすすめです。快速急行なんかに乗ると悲惨な目にあいますのでご注意を。
経堂駅から降りましたら、分かりやすいのは経堂コルティという駅ビルが農大方面とは反対方向にありますので、そこの駐輪場をまっすぐ突っ切り、道路に面したたい焼き屋さんを見つけることができれば、もうすぐそばです。
後藤醸造
東京都世田谷区経堂2-14-3 経堂OKコート1F
小田急線経堂駅から徒歩2分
木-日15:00~22:30公式Facebookページはこちら
公式ブログはこちら
写真がなくて毎度すみません。
すでに固定客がいる様子
農大付近は価格帯も比較的手ごろなのに、マニアックな美味しい店が結構あります。学生が多いとはいえ、結構飲むキャラクターの多い学校だと感じておりますので笑、それなりに安くそれなりに旨い店というのは学生やOB・OGの心を捉えるのでしょう。
当日行った時には、もうすでに男女六名ほどのお客様が赤ら顔で楽しそうに談笑しておりました。聞き耳を立てるとポートランドのクラフトビールの話をしているご様子。仲良くなれそうでしたが、話しかける勇気は人見知りの私にはありません笑。
上記の紹介記事にも写真が掲載されていますが、人の好さそうな店主がお出迎え。
私が感動のあまり「お~!」と歓声をあげると、嬉しそうに対応してくださいました。本当にビールを愛してやまない人なんだな、そんな印象でした。当日用意されていたお酒はビール3種に桃のシードルの計4種類。
冒頭写真は、奥のほとんどない飲みかけのビールがIPA(インディアン・ペールエール)というホップいれまくりの苦味のたったビール。手前は桃のシードルです。非常に美味でした。他の2種のビールは少し薄めの柔らかい味でしたが、かなり香りがたっていました。ビール苦手な方はその印象を覆される可能性大です。
そしてまた料理がうまい。
すみません。超食べかけです笑。
生ハムとルッコラのサラダ。このサラダのみならず、ルッコラが付け合わせの野菜として大活躍しているのですが、ルッコラ好きにはたまらないくらい、ルッコラ祭りです。青い香りに青い味。けれども歯触りが柔らかく優しい味のするルッコラはハマる人にはとことんハマるお野菜ですから!食べてみて!!!
これはねえ、反則だと思うの。
スパイシーピーナッツという名の魔の食べ物。止まらない。多分ピーナツと唐辛子なんかのスパイスをシンプルに炒ったものだと思いますが、辛すぎず、だからといって全く辛くないわけでもなく、手がこの紙袋に吸い込まれるような感覚で、食べ続けざるを得なくなります。これのおかげでますますビールが美味しいよう・・・。
まだまだ出来たばかりのパブですが、注目を集めているらしく、地元の人がお客さんに声をかけて「新しいの?」「なんのお店?」と興味津々といったシーンを三回も見かけました。
夢中で食べ過ぎて写真はありませんが、ソーセージと一口ステーキも美味。
価格はフードは300円のものと600円のものの2種類だけなので、どんなもんかね、と軽く飲みに行く感覚でOK!でも恐らくついつい飲み過ぎる人が多発するでしょう。ビールのサイズもグラス小500円~特大1,800円まであります。
ビールは正義!
いつからこんなビール狂になったのかは自覚が全くありませんが、無性に飲みたくなるビールは正義だと思う笑。お酒っていいよね。はしゃぐ酒も、しっぽり飲む酒も、甘いのも苦いのも、全て最高の嗜好品。
もちろんお酒は20歳になってから!
飲み過ぎ厳禁です。
では。
◆本日の一冊◆
購入しちゃったよ~。買う時は時間をかけているのに、これは速攻買いでした。
アルコール1%未満のモノ以外は、日本では酒税法で製造を禁止されているので、盛り上がれないかと思いきや、なかなかガチの製造本です。醸造許可を思わず取りたくなるくらい密なビール醸造の教科書です。
微生物とも仲良くなれるきっかけになれると思いますよ。
私はまずは導入で、果物から酵母を育てるところから始める予定です。