自分に自信を持つことのメリット。卑下しまくりだったわたしが変わったきっかけを教えるよ。

 

はじめに

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かつてのわたしは卑下しまくりだった

何においても「みんなよりダメだ」「稼げてない」「上手にできない」「下手くそ」「絶望的」みたいなことを考えて、何も言われていないのに「ごめんなさい」「すみません」を連呼していた。

が、今のわたしはだいぶ違う。

ライター仕事もブログも絵描きも、わたしはわたしのやっていること全てに自信があって、そりゃ時々失敗だってするけれど、それでもわたしはわたしを肯定できている

 

自分に自信を持つメリット

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自分の軸ができる

自分に自信を持つだけで、確固たる信念というか「軸」ができあがる

わたしの場合、ぬるぬる生きるブロガーを名乗れるようになったのも、人がどう言おうと自分の生き方が自分にとって最適だという自信がついたからだ。

絵の雰囲気がポップで毒々しい方向性に定まったのも、「あの絵が一番好き!」と自分で言えるぐらい自信のある絵だからだ。「この絵なら喜ばれるかな?」と考えていた時期の絵は、迷いが生じまくっていて魅力的には思えなかった。

 

自分に自信を持つだけで、肯定された軸ができる

その軸をもとにまた自信がつくのだ。

ポジティブ循環である。

 

精神的に楽になる

「他人にどう言われようと、まあいっか」の境地に立つことができる

だいぶ前に発信したツイートだが

自分が一番のファンでなくてどうする!

的なツイートをしたことがある。

「誰がなんと言おうと、わたしはわたしの文章・絵の一番のファンだ。自分の作品を自分がめっちゃくちゃ好きだから、人におすすめできる」という旨のツイートは少なくとも50人以上の共感を得られていた。

自分に自信がつくと、ネガティブコメントすら自分を奮い立たせるスパイスになる。絶対に傷つかないというわけではないけれど、「まあ、そういう意見もあるよね」ぐらいで済むのだ。

 

人との関わりが楽しくなる

「自分に自信を持つ→軸ができる→精神的に楽」となると、他人との接触に対しておどおどする必要もなくなる。「わたし、こんな人です!」と自信満々に言えるようになると、向こうからの対応も変わる。

 

相手の立場になって考えてみよう。「自信がないんです、もじもじ」という人が目の前に現れた時、ものすごく明るく「そうなんですね!!!」と食い付く人はそうそういない。多分、悲しいけど、みんな離れていってしまう。

それが悲しくて余計自信がなくなるのが悪循環パターンである。

でも、ものすごく単純で、自分に自信が持てるようになるとたちまち好循環パターンになるものだ。イキイキしてる人の近くに行きたくならない?ないしは「いいな〜」って思わない?そう他人に思ってもらうために、自信を持つのだ。

 

”自分に”自信を持つだけで、”他人と”関わりやすくなるって・・・なんだか一石二鳥な気がしない?

 

自分に自信を持つ方法

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他人と比較するのをやめる

ではどうすれば自分に自信が持てるのか。

はじめは難しいかもしれないが、これさえ越えればだいぶ楽になる・・・そんなシンプルな方法が「他人と比較するのをやめる」だ。

 

わたしの場合「自分は人より下手くそだ」と思い込んでいた。演劇部時代も、ライター始めたての時も、ブログや絵も全部「下手だな、自分」と思っていた。

でも、上手か下手かはおいといて、好きか否かは人が決めることなのだ

自分の考えは関係ない。

それに気づいた時、せっかく「好き」と言ってくれる人に対して「自分下手なんで」ということのなんと失礼なことか!!!と気づいた。そこからわたしは変わる。

 

他人と比較しても終わりはない

それより過去の自分と競争しよう。誰かは絶対、過去の自分と今の自分に肯定的なはずだから。他人と比べて卑下するより、自分を肯定してくれる誰かのために、ひたすら”自分”を磨こうじゃないか

 

小さな成功をコツコツと

それから人というのは単純なもので、成功体験が肯定に結びつく。しかもその成功体験の規模は問わないのだ。「小さなことからコツコツと」である。このぐらい小さかったら絶対叶えられるな〜ぐらいの目標をちまちま超え続けるだけで変わる。

わたしの場合、ライター業に関しては「月5000円稼ぐ」からのスタートだ。日にして約160円程度の収益。でも考えてみてほしい。毎日コツコツ100円以上の体験談案件を書き続ければ叶うのだ。

これの繰り返しが「月10万円」の稼ぎにつながっている。

 

思い込みを思い込みで打破する

なお「卑下しまくり」の原因が病気の場合もある。わたしも「双極性障害(ⅱ型)」の激しいうつ状態に悩まされたことがある。今も時々とんでもない波がやってくる。

ただ自分が病気だという自覚があると、「これは脳みその誤作動」と言い聞かせることもできる(もちろん症状が重すぎると、誤作動の力のほうが強まることも多いが)。

 

わたしの場合、脳の誤作動による「思い込み」を思い込みで打破することが多い。半ば強引なやり方だし、精神論的で万人受けしないが、ポジティブな思い込みもやり続けると脳みそを騙せるもんである。

どんなに小さな成功体験でも「わたし偉い」と褒めまくることにしている

 

卑下しまくりだったわたしが変わったきっかけ

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卑下しまくり期

先にも書いたが、わたしだって「他人と自分を比較」しまくって勝手に落ち込み、卑下しまくっていた時期がある。演劇部時代のわたしの「他の役者を妬む力」は引くレベルのものだった。「どうせわたしなんて・・・」マシーンだった。

  • 演技が下手なわたしなんて
  • 文章が下手なわたしなんて
  • クライアントさんから注意されるわたしなんて
  • 絵も習っていないわたしの絵なんて
  • 収益もPVも少ないわたしのブログなんて

 

卑下しまくりな人を自分だったらどう思うか

そんな折、「自信のない商品を勧められて買いますか?!」といった趣旨のツイートが流れてきてハッとした

その内容は「絵」や「作品」におけるものだったけれど、全てにおいて「自分に自信がないものを勧められても困る」のは事実だなと思った。

  • このカメラ写りが悪いんですが買ってください
  • 大して美味しくありませんが食べてください
  • 下手くそですが受け取ってください
  • あまり自信がないのですが応援してください

「・・・あ、これはだめだ」と気がついた。

伝えておきたいのだが、下手とか自信がないと思うな!という訳ではない。思うのはしょうがない。正直わたしだって時々は自分に自信を失って落ち込むさ。

ただね、何かを他人に伝える時、その「下手」「自信がない」という言葉は、わざわざ聞いてくれている・受け入れようとしてくれている相手に対して失礼だと思うのだ

 

自信があれば反対意見の見方も変わる

とはいえ。悲しいことに、自信をつけても横槍を入れてくる人っていうのは少なからずいる。せっかくこっちが自信をつけても「下手くそなくせに発表すんじゃねー」派の人もいる。この場合、まあ、ちゃんと傷つく。

傷つくけど「まあ、そういう意見もあるよね」と流せる。流せる理由は「自分に自信があるから」。ただそれだけなのに、反対意見の見方も変わる。

 

自信がないと全否定されているような気がするが、そうじゃない

自分を全否定しているのは紛れもなく「自信のない自分自身」だ

 

負の力は、正の力より強く感じるが、「正」側で自分を応援してくれている人を忘れてはならない。負にばっかり目がいきがちだが、そっちばかりに気を取られていると、「正」も自分も離れていってしまう。大事なのは「正」だ。

 

大丈夫!!!

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わたし自身の経験から、自分に自信のない人は「自分自身」に意識が向きすぎているように思える。それが脳の誤作動を引き起こす病気(うつ病双極性障害とかね)が原因の場合があるが、ちょっと変だなと思ったら見渡してみてほしい

「大丈夫!!!」と言ってくれる人、いるから。

「いねえよ、ちくしょう!!!」って人はもっと見渡してみて。言ってくれる機関あるから。病院もカウンセリングもいのちの電話も何もかも、使えるもんはぜ〜んぶあなたのものだから。いや、まじで。

 

卑下しまくりだったわたしは変わった。だから今がある。周りの人がたくさん声をかけてくれたおかげで今がある。自分が一番のファンだと思い込んだから今がある。

自分に自信を持つことで生じるデメリットは、正直今の所ない

 

この記事が、あなたの励みになれば幸いです。

では。

 

◆本日の一冊◆

「箱」に囚われてるのは、思い込んでいるだけかもしれない。