映画『ブラックパンサー』赤裸々レビュー。音楽と登場人物の持つ”強さ”に惚れる。

こんにちは、齋藤吐夢です。

ブラックパンサー観てきました。

夫と出会い、マーベルコミックスの映画の魅力を知り、以降新作のマーベル映画が出るたび欠かさず観ております。『ブラックパンサー』は音楽がかっこいい映画だったな。

 

 

ブラックパンサーへの評価

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結論から申し上げると、”普通に”面白かった

これはある意味、賞賛でもあり嘲罵(ちょうば)でもある。いい意味でも悪い意味でも”普通”。つまらなくはない。でもそこまで印象に残っていない笑。

もちろん「マーベル映画において”駄作”はNGなんだろうな・・・」と考えると、面白く楽しむことのできる素敵な映画ではあった。

 

とはいえ、音楽と登場人物の持つ”強さ”にはベタ惚れである。

 

ブラックパンサーあらすじ

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場したブラックパンサーことワガンダ国王ティ・チャラ。

平和と独立のため、孤立の道を歩んできたワガンダ。世界からは”発展途上国”として認識されているが、その正体は希少鉱石ヴィブラニウム採掘国であり、世界のパワーバランスを変えるほどの高度な文明をもった国だった。

シビル・ウォーの戦闘で、世界から認知されるブラックパンサー。ワガンダは世界に知られることで危機に陥ってしまう。ティ・チャラは国王として、ワガンダの危機を救うため立ち上がる。

 

マーベル映画を追っていないと「なんのこっちゃ」な設定が炸裂するこの映画笑。

「平和の象徴にも戦争の根源にもなる武器の材料がわんさかある国が、世界平和のために、侵略のリスクを負いながらも、世間に正体を知らしめるか否か迷い、国の中で荒れる話」といったところか。

 

主題歌が抜群にかっこいい!

私が評価したいのは音楽である。

ケンドリック・ラマーという有名なラッパーによる音楽提供が有名な話らしいが、どっこい私はラッパーに非常に疎い。その名前は知っていたし、彼の楽曲で好きな曲もあったが、彼については説明できない。にわかなので笑。

 

ただ「私が彼を知らない」ということが、彼が有名か否かは全く関係なく「彼の音楽はかっこいい」ことを伝える証明になるのではないだろうか

All The Stars

All The Stars

  • Kendrick Lamar, SZA
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

だって私、この『All The Stars』気合満々のエンドクレジットで流れた時、半泣きになったもの。「おお〜」って思ったもの。『ブラックパンサー』ってタイトルが現れた時※、拍手を送りたくなったもの。

 

※マーベル映画だけではないが、映画のタイトルが映画の一番最後に登場する時のかっこよさったらない。

 

アフリカンビートなサウンドトラックもやばい

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それから音楽を担当したLudwig Goranssonの演出するアフリカンビートがマジでやばかった(語彙力)。アフリカといえば連想される渇いた大地、彩り鮮やかな民族衣装・・・それが音だけで想像されるような力強い音楽にもうベタ惚れである。

 

Waterfall Fight

Waterfall Fight

  • Ludwig Goransson
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

渇いた打楽器が・・・良い!!! 

映画鑑賞時には、ぜひ目をかっ開いて、このシーンに登場する人々の色とりどりの衣装にも注目してほしい。そうすれば、鑑賞後この曲を聴くだけで、すぐにシーンが連想されるだろう。思わず体を動かし、Waterfall Fight シーンを見届けたくなるのだ。

 

Killmonger vs. T'Challa

Killmonger vs. T'Challa

  • Ludwig Goransson
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

今作の敵(ライバル?)と戦う際のシーンで響く、渇いた打楽器の、急かすようなビートもたまらない。戦闘シーンで手に汗握るのは、そこでかかる音楽の影響も絶対にある。 

 

登場人物の”強さ”に惚れる

一番インパクトの強かった登場人物、王の側近であり警護であり最強の戦士オコエを登場させましたが(↑)、『ブラックパンサー』は、敵も含めて登場人物全員が、自分の信念を貫いて行動する、その”強さ”に魅力がある

 

主人公ブラックパンサーこと国王ティ・チャカは、ワガンダを守る(孤立し、世界から目を背けるとも言う)か、貧困など問題を抱える世界に目を向けるかで苦悩する。

ティ・チャカの恋人で優秀なスパイであるナキアは、スパイとして活動する中で世界の不安定さを目撃する。愛する彼と共に国に残り続けるか、世界へ出るかで苦悩する。

最強の戦士オコエも、王であるティ・チャカに忠実ゆえ、彼が王位を揺るがされた時、”ティ・チャカ”を守るべきか、”王族”への忠誠を守るべきかで苦悩する。

 

ただ彼らは自分の信念を定めた時、絶対にそれを曲げない

曲げないが、双方にとって最適な解決方法を探ろうとする。その姿にめちゃくちゃ心惹かれる。だってかっこよすぎるでしょ、信念の強い人の目って!姿って!!強さって!!!

 

映画としては”普通に”面白い

ここがマーベル映画の良いとこでも悪いとこでもあると思うんだけど、もう1回見たいかって言われると「それは・・・もうちょっと後でも良いかな」って感じになる笑。

初見で「面白いか?これ」ってなることは少ないけど、「やべー!もう1回見てえ!」ってなるには、ちょっと内容量が多いし「満足したから、もう結構です」状態になるのが正直なところ。エンターテイメントって難しいね笑。

 

ただね、観ていいと思う。

 

観ないよりは、絶対観た方がいい

 

楽しめないエンターテイメントではないから、素直に映画という娯楽として、楽しめるのは確かですぜ。

では。

 

◆本日の一本◆