ゴッホ展へ行ってきた!純粋すぎるゴッホの絵は、やっぱりかっこいい。

こんにちは、齋藤吐夢です。

出典元:ゴッホ展 巡りゆく日本の夢|東京都美術館

 

ゴッホ展へ行ってきました。

絵を描いていると時々、「ゴッホの絵みたいだね」と言われることがありまして。褒め言葉・・・と捉えて良いよね笑?!「何か通ずるものでもあるのかしらん・・・」と東京都美術館へ足を運びました。

 

結論、んなこたぁ関係なく、ゴッホの絵はかっこいい

 

 

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

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東京都美術館で2018年1月8日まで開催しているゴッホ展。

 

ちなみに2017年は、12月30日まで開催します。

 

ゴッホ日本の浮世絵や日本文化に関心を寄せていたことは、かつて読んだ伝記マンガで知っていたのですが・・・それを特集した展示が行われるとは思わなんだよ。

(↑)夫「ゴッホの顔が可愛くなってる?!」

 

www.tobikan.jp

 

ピュアすぎるゴッホの絵

ゴッホの絵に抱く印象は「とにかくピュアすぎる」これに尽きる笑。

彼の絵はあまりにもピュアすぎるから、時代を考えると「画商にウケなかったんだろうな」って絵を見る度に思う。加えて、彼の性格にも難があるじゃない、確実に。”悲劇の画家”になってしまった理由も何となく・・・察す笑。

 

死後評価される、というのはどういう気持ちなのか・・・まあ、死んじゃってるから関係ないとも言えるけど、やっぱ結末としては切ないよね。でも届くといいな、ゴッホさん、あなたの絵、めちゃくちゃかっこいいよ

 

潔すぎる色合いがピュア!

冒頭に添付した画像(↓)、ミレーという画家の「種まく人」をゴッホ風にアレンジして描いた”ゴッホ流”種まく人。

出典元:ゴッホ展 巡りゆく日本の夢|東京都美術館

有名なミレーの「種まく人」に比べると、動きに重みがあって、正直”撒いている”ように少しも見えない笑。

 

けど、やっぱりかっこいいと思ってしまうのは、この潔すぎる色合いにあると思う!

 

だってこんなにインパクトのある太陽を描ける人が他にいますか?!ってぐらい、生命力に溢れた作品だと思うの。実際に見てみると、絵のタッチが思いのほか単純で、ちょっぴりへなへなになったのも事実笑。

 

でもこんなピュアに太陽描く人、他にいないぜ

 

高まる気持ちが伝わってピュア!

有名な 「ゴッホの寝室」という絵を見ることができた。実際に展示されている絵は、ポスターバージョンよりもっともっと丸っこく描かれていて、ウキウキ気分な1枚だった

解説によると、同居人となる画家・ゴーギャンの到着を待ちながら描いた作品とのことで「新たな生活にウキウキしていたのかもしれないな・・・」と思う絵だった。

 

結局、ゴーギャンとは仲違いしちゃうし、ゴッホは自分の耳を切っちゃうんだけどね(↓)!

フィンセント・ファン・ゴッホ - Wikipedia 

 

とにかくゴッホの絵は、自分の感情がそのまま絵に現れているように見えた

それがあまりにもピュアすぎてカッコよかった。ちょっと落ち込んでると、すぐ落ち込んだ色味とタッチになる。「素敵、この景色!」ってなると、絵がそのまんま”素敵、この景色!”になる。・・・”単純”とも言うかもしれんけど笑。

 

でも絵に全てをさらけ出せるなんて素敵だな〜と思った。

 

ゴッホは何だかんだカッコいい

今回はゴッホと日本特集だったから、このかっこいい「星月夜」(↑)はなかったけど、どんなに悲劇の人だったとしても、「死んでからじゃ遅いんだ!」 って怒られるかもしれないけど、ゴッホはかっこいい。ゴッホの絵は、めっちゃくちゃかっこいい

 

絵の強さは、写真やグッズでも伝わるほどのパワフルさがあるけど、せっかくだから生で見てほしいな。2018年1月8日まで、東京都美術館で展示されております。是非に。

では。

 

◆本日の一冊◆

ゴッホ展にあった本で、一番読みやすく、切なかった伝記絵本。