【愚直にチャレンジvol.1】デザインフェスタで「自分の作品を販売する」に取り組む。

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こんにちは、齋藤吐夢です。

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わたくし、記事執筆で生計を立てている傍ら、絵を描いたり、写真を撮ったりと、作品づくりもしております。

 

「自分の作品を販売する」という難しさとやりがいを味わっている今日この頃。

 

次回デザフェスvol.46に出展いたしますが、作品を見てもらうだけじゃあ、やっぱり物足りないので、愚直に「自分の作品を販売する」に向き合ってみようと思います

 

 

作品を売るということ

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「自分の作品を売る」ということは、芸術というものの最も難しいところで、最も楽しいところだと思っています。

 

一般的に売買されている商品に比べると、お客さんの「欲しい」の捉え方が利便性ではなく嗜好性にたくされるのが、芸術作品販売の魅力(&難点)だと思います。

 

とはいえ「売れなくてもいい!描きたいんじゃ〜!」と言えれば、それはそれでかっこいいなと思うのですが、この世は”金”です笑。金で動いているのです笑。

 

絵を描くための道具(キャンバス、画用紙、絵の具、筆など)がタダで手に入ることはなく。

 

「もっと描きたい!」と思う私の、アクリル絵の具の消費量はすごいですよ。同じ色ばっかりすぐなくなる笑。

 

「描きたいから描く、やりたいからやる」を続けるためには、やっぱりある定度は「お金を得る」についても考えなければならず

 

そこで私は愚直に「作品販売」にチャレンジすることにしたのです。

 

 

愚直に「販売」に向き合おう

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とりあえず先にさらしておきますと、デザフェスのブース代とパネル等のレンタル代は激安とは言えません

 

もちろんごくごく普通のギャラリーに1週間展示する時の料金に比べれば割安だし、来場者数を考えると高すぎることもないけれど。

 

私がここのところ借りているSブースは両日参加で22,000円。パネルはコの字型を借りると、25,000円。机は3,000円ほど・・・どひゃwww

 

ということからも分かる通り、ある程度「販売」に意識を向けないと、ハコ代ばかり出て行きます

 

だからこそ、販売に向き合いたい。絵のために、絵でお金を得たい!

 

”販売”における3つのポイント

まず、もしあなたが「出展したいな〜」「作品を販売してみたいな〜」と思った時には、この3つのポイントを意識しましょう

 

  1. 世界観がしっかりしているか
  2. 価格設定は納得できるか
  3. 作品づくりを楽しめるか

 

まず世界観ブレブレだと、売るのに手こずります笑。もちろんはじめっからうまくいくわけがないので、失敗覚悟で世界観ブレブレのまま飛び込むのもアリです!私がそうでしたから笑。

 

世界観ブレブレのまま飛び込み、見てほしい絵を全然見てもらうことができず、メインじゃないほうばかりが注目され、というかどんなテーマなの?感が醸し出され、「両側のブースにはたくさんの人、私のブースはがらんどう・・・」をすでに経験済み笑。

 

ただ世界観が統一されていると、作品づくりにも迷いが生じないし、説得力があります。「ああ、この人はこういう表現がしたいんだな」ってことが。

 

次に価格設定。これは難しいところですが、「売りたい」一心で安売りすると途端にあなたは「安く絵を売ってくれる人」になってしまいます。

 

それよりは作品の背景にある原価や稼働時間、どのくらいの利益を得たいのかをしっかり考えたうえで、売る側も買う側も納得できる価格設定をじっくり考えた方がいい

 

私の場合、「心臓人間(HEART HUMAN)」というシリーズの原画は5,000円で販売しています。原画は大体3,000円〜10,000円の価格をつけています。

 

「原画を買うのは恐れ多い」「家に飾れないから買わない」という意見もいただきましたが、それでも買ってくれる人はいます。

 

”私の絵”を、です。

 

だから私も買ってくれた人のために、丁寧にメッセージ性をこめて描き続け、値段を不毛な価格には設定しない。

 

「3,000円〜10,000円は高くないよ」と言ってくれる人もいるんです。私自身もある作家さんの原画(10,000円/枚)を買う時、それぐらい価値があると思ったから買ったんです。

 

納得できる価格で販売しましょう

 

で、最後に作品づくりを楽しめるか。

 

収益を考えすぎて、作品づくりが嫌になってしまったらダメだと思う。悲しくなってしまう、売る方も買う方も。

 

利益の話をしていますが、やっぱり作品を見てくれる人を思って描き続けられるほうが、収益より大事。

 

つくり続けたいなら大事だと思う

 

実店舗はレイアウトも大事

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ただし対面販売する時には、レイアウトがとても重要。先で紹介したようなポイントに加えて考え込まなければなりません。だから結構大変!

 

どういう店舗なら「足を止めてくれるか」「覗きたくなるか」「買いたくなるか」これを考えなければならない。

 

ちなみに私は、失敗を重ねています笑。順に見ていきましょう。

 

(↓)こちらの写真は初出展時の写真です。

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私が考察する「販売に結びつかなかった敗因」は以下の通り。

 

  • 展示スペースを活用できていない
  • 価格キャプションが小さい
    →販売しているのか分からない
  • 作品の統一感がない
  • 販売すべきもの(ポストカード)などが目立たない

 

「愚直に絵を展示・販売している人」という評価はいただけたのですが(嬉しかった)、販売の目的とも言える利益にはつながらず(悔しかった)。

 

見返してみると「そりゃ売れんわ!」とも思うのですが笑、学ぶものが沢山ありましたね。初回、一番学びが大きかったのは”世界観の統一”でした。

 

そして2回目の出展(↓)

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世界観はある程度統一できたと思っていたのですが・・・敗因の考察はこちら。

 

  • 原画を主張しすぎた
    →原画を販売しているように見えない
  • 売りやすいポストカードが目立たない
  • 展示に無駄がある
  • どう見たらいいか分からない

 

下手すると、初出展より展示が下手になっています笑。

 

というか意地でも原画を売りたくて、絵をびっちり並べたところ、”販売”の部分が一切伝わらず”展示”で終わってしまいました

 

2回目の出展で気づいたことがあるとすれば、後述もしますが「デザフェスはお祭りだ」ということ。

 

思い出を買いたいから、ポストカードや缶バッチのような手頃なものが動きやすい

 

私は絵を主張しすぎました。しかも主張したいものが災いし、「この人は何がしたいの?」的な展示に。世界観も統一しきれていない。恥ずかしい!!!

 

そして展示と販売の違いを知ることができたイベントが、原宿デザインフェスタギャラリーで行なわれたLIFE ON EARTH展(↓)。

うまく展示っぽくまとまったからか分かりませんが、正直、今までの展示の中で一番ポストカードが動きました笑。原画も購入していただけて、本当に嬉しかった・・・。

 

  • 世界観が「微生物」で統一されていた
  • 展示に”中途半端な”余白がない

 

からこそ「展示が見やすかった」のではないかと。

 

そして「見やすい→気になる→面白い」に発展してくれた人がポストカードを購入してくれたのではないかと考えています。

 

さて、vol.46は反省を活かさなければなりませんね!

 

(↓)vol.46に向けたレイアウト参考サイトはコチラ。

tonsokulog.firebird.jp

実際にこの方の商品を見たことがありますが、まんまと「なんだろう?」と興味を誘われてしまった私ww この方、かなりガチめの販売論を書いてくださっているのでとても参考になります。

 

「デザフェス」は”祭り”である

でね、一番痛感したのは先にも書いた「デザフェスは祭りである」ということです。

 

私は絵の展示が好きで、絵の世界に没頭している人のブースに立ち寄って原画を買うことがとても好きなのだけれど、デザフェスはあくまで”祭り”なの。

 

「販売」に着目するとね、みなさん”思い出”が欲しいのだと考察

 

だから絵や作品であることに変わりないけれど、どちらかといえば「グッズ」を用意しなければならんな、と思ったわけです。

 

「そういえばこんな絵を見たな〜」と思えるようなグッズを

 

そりゃあ絵が一枚、作品が一枚、高単価なものが一枚売れたら誰だって嬉しいけど、ファンをつくったり拡散したり思い出を提供するには、低価格なグッズも必要であって。

 

だけどそればかりじゃ、自分の描きたいものが描けなくなることもあるから、双方のバランスをよ〜く考えて、販売するものを生み出さなきゃならんのです。

 

強気もいいが、ちゃんと利益も出さねばならん。

 

www.susi-paku.com

(↑)フリー写真素材でおなじみの「ぱくたそ」さんのレビューもリアルで面白いです。リアルな面もたくさん見ておきたい。

 

&ネットショップのススメ

またデザフェスのようなイベント参加以外では、ネットショップ での販売を試みています。

 

無料でネットショップが開設できるBASE を利用しているのですが、ここを愛用しているのには理由が・・・。

 

私の販売したいものは”絵画”。他のネットショップ(minneやCreema)も試したのですが、女性目線の愛らしいアクセサリー類が売れ筋どころの主流であり、作品が埋もれてしまったのです笑。

 

もちろん私のブランディングが強固じゃなかったことも原因のひとつですが、絵画ジャンルが押され気味のように思えて・・・。

 

今はBASEのほうが「”個”を主張する作品を販売するには利用しやすいのでは?」と考えています。

 

ちなみに3作品ほど「お気に入り」登録してもらっており、PVもツイッターなどで宣伝するとぐんと伸びるので見てはもらえている様子。頑張って続けます!

 

次回に向けての計画

ちなみに、私が次回に向けて動き出していることを書き出しますと、

 

  • 新作制作中(原画18作品以上を予定)
  • ポストカード&缶バッチ化を遂行中
  • 写真作品のグッズの試し売りを計画
  • ZINE制作(『Bipolar Disorder MAGAZINE(仮)』年2回発行予定)
  • 背面パネル”なし”レイアウトに挑戦

 

などなど。課題は山積みです笑。正直10月はあまり予定を入れず、11月11日〜12日の盛りだくさんな2日間に向けて準備せな・・・って感じです。

 

盛りだくさんすぎるし、しっかり金銭面も考えなきゃいけないし、まあものすごく大変な状態に今いるのですが、楽しいから全てOK!!!笑

 

実験が好きな学生時代を歩んできて本当に良かったと思ってます笑。

 

というわけで【愚直にチャレンジ】続きます。

では。 

 

◆本日の一冊+α◆

次回に向けて、私が愚直に読み込み、取り組んでいる実用書を2冊ご紹介。

 

手の内を見せるなんて・・・とも一瞬思いましたが笑、多分他にも「出展したい」「描きたい」「売りたい」と考える人はいるはず

 

少しでもお役に立てるなら、私はさらけ出します笑!