こんにちは、齋藤吐夢です。
時々ホリエモンの本を手に取って読んでいる。
ホリエモンの本を読むには似つかわしくないほど、野心が全くない私だが笑、読んでみるとやっぱりなかなか面白いから困る。
特に「自分に自信がない」と言っているあなたには読んでほしい。
もしかしたら、ずっぱりモノを言うホリエモンにイラッとさせられるかもしれないが、それこそが「自信がない」を克服する第一歩だとも思う。
ホリエモンの本、なにが面白いか
さてホリエモンの本のなにが一体面白いのか。
冒頭でも述べた通り、私みたいなのんびり暮らすスローワーカーが読むよりは、バリキャリの実業家などが読んだ方が、単純に”似合う”気がするが、誰が読もうと面白さは変わらない。
うん、私は彼の本を面白いと思う。
歯に衣着せぬモノ言い
とにもかくにも彼は言いたいことをズバズバ言う。
世間一般でタブー視されているというか、暗黙の了解というか、皆が押し黙っている課題を「それ、よくないよね」とハッキリ言える男、それがホリエモンである。
著書の中でも、自分が「ん?」と思うことに対しては、気持ち良いぐらいバシバシ発現している。下手すると、自身の著書の出版に関しても文句(?)を言っている笑。
彼は合理性を求める。
だからこそ、合理的でない仕組みや成り立ちには常に疑問を抱いているのだ。
口語体が軽やかで読みやすい
そんなズバズバ言うホリエモンだが、本としての魅力は読みやすさにある。
口語体で書かれたホリエモンの本は、まるでホリエモンが話しているのをすぐ近くで聞いているような、そのぐらい軽やかな書き口である。
だから驚くほどスイスイ読める。
恐らく「ちゃっちゃと読んで、捨ててもいいから、さっさと行動してくれ」 という彼の想いが本に詰まっているのかもしれない。読みやすいから、1時間ほどで読める人もいるだろう。
読みやすいのだから、読まないという選択肢はないとも言える。
スマホでニュースを読むのと同じくらいの感覚で読める”自己啓発本”が、今までにあっただろうか。
なぜホリエモンの本が良いのか
ズバズバ言うホリエモンの読みやすい本。それがなぜ「自分に自信がない」を克服するうえでオススメなのか、それを紹介する。
要は「やればいいじゃん」本
ホリエモンの本の魅力は、「だから言ってるじゃん、やればいいんだって」という彼の想いが、どの本においても全く一緒の書かれ方をしているところだ。
彼は、このメッセージを発信し続けなければならないことに飽き飽きしている。「いい加減、俺に急かされなくても勝手にやってくれよ」的なことも言っている。
ホリエモンの本は最強の「(勝手に)やればいいじゃん」本なのだ。
救いを求めたつもりで彼の本を開くと、ひどく虐げられた気持ちになるかもしれない。でもそれが”本当のトコロ”というものだ。
克服”したい”なら、克服すればいい。やれば、克服できるのだから。
悩んでいる時間すら無駄?!
読者が、彼の本にイラッときて「こんなやつ嫌いだ!」となろうと、彼の本に感銘を受けて「ホリエモンすげー!」となろうと、彼には関係ないのだと思う。
それよりは合理性を求めて、日々考え、日々動き回る毎日が好きなのだろう。
「自分に自信がない」を克服したい人に、ホリエモンの本を読ませたい理由は、その「自信がない」と悩む時間すら無駄ですと言い切る存在を知らせたいからだ。
そのぐらい、言っちゃ悪いが、その「自信がない」には価値がない。
ただ価値がない代わりに、すんなりと克服することもできるだろう。なぜならホリエモン含め、他人は皆、私(あなた)になぞ興味がないのだから。
ホリエモンの本を読んで、「自信がない」に悩まされるぐらいなら、もっと有意義なことをしようと思えてしまえば、それはもう「自信がない」を克服できたとも言える。
その悩みが、どうしようもなく小さな悩みでしかなかったことに気づけるから。
1冊読めば十分とも言える
先に、 ”ホリエモンの本の魅力は、「だから言ってるじゃん、やればいいんだって」という彼の想いが、どの本においても全く一緒の書かれ方をしているところだ。”と書いた。
これは魅力でもあり、難点でもある。
というのもホリエモンの本は、何を読んでも大体同じことしか書いていない笑。ホリエモンの語り口からすれば、「そりゃそうか」とも思えるけれど。
だからこそ、読んでみたいと思った1冊を読めば十分だと思う。
新作を毎回追うのも良いが、どの作品を読んでもしっかり心に突き刺さってくるし、言っていることになんだか納得させられるのが、彼の本の面白さだ。
では。
◆本日の一冊◆
まさに、これからの時代に・・・