高い健康保険料の恩恵は、病気体験者には伝わってますよ。伝わってますけど・・・って話。

こんにちは、齋藤吐夢です。

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ライター仕事をしていて、最近は専らお金に関する記事に着手しています。

フリーランス(正確には私の職業は何と呼べばいいのだろう)になってから、お金に対する興味関心が強くなったように思います。軽く、追いつめられるからかな笑。

 

そんな中、公的な制度、特に健康保険への複雑な思いがあって

今日はそれを書きます。

 

健康保険料にビックリした話

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突然思い出したかのように、健康保険料のお話を書くのが、皮肉にも私が病気で健康保険の恩恵をまざまざと感じたからです。(あと今、身近な人も恩恵を受けてる)

 

とはいえ、今まで会社に勤めていた時には、流れ作業のように差し引かれていた保険料。

稼ぐことばかりに必死で、給与明細の自分に入ってくる収入の欄以外は全然見ていなかったのは事実。

 

だから今年1月に会社を退職し、国に納めるべきものを自分で把握するようになって初めてその額の大きさを知りました。そうです、金への関心の薄いバカな若者でした。

 

あ。あ?!こんなに取るの?!

「健康保険料の支払いよろしくね〜」と届いた封書の額を見て、「あ。・・・あ?!こんなに取るの?!」と驚いたことは言うまでもありません。

 

Twitterでフォローしている、ライターのとっとこランサーさんの

 を見かけた時も、私と彼の間の収入差があるとはいえ「ですよね〜」と激しく同意しました。本当に、収入の大半がざっくり持っていかれるよっ!!!と思った。

あと確かに特典、窓口優先とか・・・欲しい。

 

Twitterで「健康保険」と検索すると、そのほとんどが「高いよ・・・」という嘆きのツイートでした。

 

健康保険の恩恵

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ただ、この割と高い健康保険料があるからこそ、私なんかは本当に経済的に助かった・・・というかギリギリに変わりはないけれど、追いつめられずに済みました

 

病気を体験したからこそ

皮肉にもこれは病気を体感したからこそ、知る事のできた国の厚い保障なのだと思う。

 

私は血液のがん”悪性リンパ腫”に罹り、抗がん剤治療で治りやすいとはいえ、ステージIVを宣告された時のひやっと感は忘れられない。

 

治療はスピーディーに行われたけれど、3週間近くは入院したし、入院前には1週間に3回くらいは検査で病院へ遠方から通ったし、治療は毎週だった。

 

CT検査を受けるだけで9,000円は軽く飛ぶし、そうでなくたって抗がん剤治療放射線治療にかかるお金が”激安!”なんてことはありえないし。

 

高額療養費制度

公的制度はその日の代金を割り引いてくれる訳ではないけれど、高額療養費制度は本当に有り難かった。

 

高額療養費制度とは、月初から月末までにかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額を超えた部分が払い戻される制度です。健康保険証を病院の窓口で出すと通常3割負担になりますが、それでも医療費が高額になる可能性があるため、1ヶ月の上限を定めている制度になります。

引用元:誰でも簡単に理解できる!医療保険の仕組みについて解説

 

「20歳になったら保険に入ろう」というタイミングで発覚した病気だったから、最初は途方に暮れた。だって多分合わせてウン百万円は平気でかかっている、私の身体に

 

けれども父の所得に合わせた上限額のおかげで、上限額からはみ出た分がかえってきて少しはラクになった。

プラマイ0にはさすがにならないけど、それでも、マイナスの額が減るのはとても有り難いことなのだよ

 

健康な人は疑問を抱くかもしれない

ただ今健康な人が、特に自分の身体に高額な医療費がかかっているわけでもなく、ただただ高い保険料が引かれていくのに、納得いかないのも分かる。

 

税金も保険の仕組みも、恩恵に触れることができると、それはそれはとても有り難い制度だということに気づくのだけれども、”助け合い”のマイナス面ばかりが見えていては納得できないのも理解できる

 

保険料だけじゃなくて、年金もそうだね。もし本当に私達の世代が一生懸命支払ったのに、もらえる額は「え?!こんだけ?!!」みたいな事態に陥ったら、やっぱりちょっと切ないもん。

 

だから誰に言ったら通じるのか分かりませんが、せめて高い保険料を払っている健康な人には、まずは些細なものでも良い。特典をください納得感が欲しい

 

高いけど、ありがたい。けど・・・

支払う側に立つと、未だに「たっけー!」と思う。でも「たっけー!」のおかげで、病気してケガして「た、たすかった・・・」という人もいる、と伝えたかった。

 

時々、私は何百万もかけてもらった身体なのに、生きていて良いのだろうかと落ち込むことがある。でも、現に生きているから、私は働くよ。

 

訳あって夫の扶養に入る事になったから「扶養されやがって、むきー!」って人もいるかもしれないけど、私は社会保険料の壁、年間130万円でしたっけ。

 

損する・しない関係なく働いて、稼いで、稼いで、必要とされるお金は払おうと思う

 

なんか決意表明になっちゃった笑。

では。

 

◆本日の一冊◆

非常に読みやすい”貯める”コミックエッセイ。まずは備えあれば憂いなし。