男性は愛おしくなるとこんな行動を取るらしい。『妻に恋する66の方法』を夫からプレゼントされて。

こんにちは、齋藤吐夢です。

 

福満しげゆきさんが描く奥さんの絵が、奥さんへの愛しか感じないので元々大好きだったのですが、この間そんな彼の著書を夫にプレゼントされました。

私の結婚した相手、夫も、なかなか個性的な人間ではありますが、彼がこの本をプレゼントしてくれたおかげで、男性の不思議な行動について理解が深まりました

 

夫婦仲で悩む方、将来結婚を考えている方は、あまり考え込み過ぎず、福満しげゆきさんの『妻に恋する66の方法』を読んで、愛情表現かな?って受け流すと良いよ笑!

 

妻に恋する66の方法

漫画家・福満しげゆきさんの作品。

福満しげゆきさんと言えば、冒頭で紹介した『うちの妻ってどうでしょう?』の絵柄で知っている人も多いのではないでしょうか。

僕の小規模な生活』等々でも分かるように、自虐の多い彼の作品。でも正直その弱っている姿が愛おしくて読み進めてしまいます笑。

 

高校時代より漫画を描き始め、『週刊少年ジャンプ』へ投稿するも、何の音沙汰もなく、漫画家になる自信をなくしてしまう。しかし、蛭子能収の漫画を読み、感銘を受けて『月刊漫画ガロ』の「4コマガロ」の常連投稿家となる。

引用元:福満しげゆき - Wikipedia

 

人物紹介で書かれている”漫画家になる自信をなくてしまう”からもう愛おしさ全開です笑。ただ今回の話の主役は彼自身ではなく、彼の奥さんと、奥さんを愛する彼です。

 

妻を追いかけ回す夫

この本の中には、奥さんのもっちりした体型がたまらないだの、奥さんにちょっかいを出してみるだの、奥さんへの愛情がたっぷり詰まった描写がたっぷり出てきます。

もう、それはそれは。なるほど、人は好きでたまらないと、愛おしくなってしまうとこんなになってしまうのだな、と思った。

 

私にこの本をプレゼントした夫曰く、「スキンシップを図ろうとするとこうなる。だから諦めてくれ」ということらしい。

 

夫よ・・・この本を読んで癒され爆発、愛おしさ爆発なのは本当だ。でもそれはやっぱり三者だから愛おしく感じるんであって、当事者はどうか知らん

漫画の中でも奥さんは「来んとよ!」「見んでよ!」と時々しっかり拒絶している笑。

 

妻のためにはなってない笑

ただこの本のとても良いところは、一応章が分かれているのだけれども、章毎に奥さんのコメントが書かれているそのコメントが絶妙に辛辣でたまらない

「ちょっかいだけは本気で嫌」「そういうつもりで言っているわけではない」と妙に冷静な奥さんのコメントのおかげで、当事者側も救われる仕様となっている笑。

 

正直作品を読んでいても思うが、愛おしいには間違いないが、一方的な愛であることも事実だ笑。妻のため(何を持ってかは家庭毎に違うけど)にはなっていないと思う。

 

しげゆきさんの愛は、辛辣に言えば少しも生産性がないと思う。

私の夫が私に対して渡してくれる愛も、端から見ればただの惚気だろうが、そんなことより私は皿を洗ってほしいし、洗濯物を片付けてほしい笑。

 

愛しか感じない

ただね、ただ愛しか感じない日常の話が淡々と続くこの作品は、この世には必要不可欠だと思う。

 

だって愛おしいもの。

 

私は夫に食べ終わった食器はせめて流しに入れてほしいし、洗濯物は脱ぎっぱなしにしてほしくないけど笑、愛があるだけ有り難いのは事実だ

 

それが理解できる作品なんだ、これは

 

男性に対して、割と辛辣になりやすい女性の皆々様。気持ちは分かる。やっぱり愛をささやかれるより、家のことしてほしくないですか笑?

だけどたまにはこの本読んで、あなたを愛してくれている人のことを思い、末永くお付き合いを続けてください笑。

 

私はある意味諦めがついた。

これで笑。

 

では。

 

◆本日の一冊◆

1巻、2巻とありますが、どのページから読んでも癒されます。