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元・演劇研究部が教える『人に伝えること』の難しさと楽しさ。演劇は日常生活にも役立つツールだった。

こんにちは、齋藤吐夢です。

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私が大学時代、演劇研究部に所属していました。ほぼ毎日を演劇に費やしてきました。学問を重んじる観点からは失格な大学生でしたが笑、学ぶことは沢山ありました

 

特に人に伝えることについては学ぶことが多かった。

 

人に伝える難しさ

演劇はお客さんありきの芸術だと考えています。観客がいなければ、演劇として成り立たない、そう感じています。だからこそ人に伝えること重要視されます

人に伝えるということは本当に難しくて、演劇研究部時代は悶々と悩むことが多かったです。それは演技でお客様に伝えるという観点でも、役者同士で演じながら伝え合うという観点でも。

 

ただ、演劇から離れ、会社員時代や日常生活を送る中で、演劇研究部で学んだことは日常生活に役立てることのできるツールだということに気づきました。

 

芝居の中で学んだこと

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例えばそれは「相手の表情を読む」とか「相手の動作を先読みする」「聞き手がどう思うか考えながら話す」などです。

商談や会議、プレゼンの中で大いに役立ちましたし、演劇をやっていたからこそ”相手”重要視して動くことができたのではないか?と思うことも多々ありました。

 

お客様に魅せるために

年4回の定期公演の際、演出を担当する先輩や後輩は毎公演違いましたが、彼らは一貫して「お客様を意識しろ!」と口を酸っぱくして言ってくれました。

お客様を意識することは当たり前のことではありますが、自分の演技に集中してしまうと「魅せること」を忘れがちになるのも事実です。

お客様にお尻を向けてしまったり、他の演者にかぶってしまい大事なシーンが見えづらくなってしまったり、といったものが挙げられます。

 

ただお客様に魅せること、すなわち相手に伝えることの意識があるかないかで、このようなミスの頻度は圧倒的に減ります。常に意識をめぐらせて演技をするだけで魅せ方は変わるのです。

 

相手を意識することの重要性を知ることができました。

 

役者間で捉えるために

また演技をしている役者同士でも「伝えること」の重要さを知りました。同じ舞台上に立ち、設定があるとはいえ、演じているのは自分とは違う赤の他人なわけです。

演じ方や考え方に相違があると”親密な間柄”という役にも関らず、不自然な雰囲気になることもありました。

 

だから演じている役者間でも、互いに意識をキャッチボールし合う必要があったのです。ここをおざなりにすると、演出が台無しになります。一人一人がお客様を意識していても、良いお芝居にはなりません。

 

一役者として一人の役を演じながらも、舞台に参加する一人の人間として他の参加者のことも意識しながら動き回っていたのです。

 

共に活動する相手へ意思を伝える重要性を知りました。

 

入り込まないと薄っぺらに

そして最も難しかったのが演技の観点です。伝えることを意識しすぎても、演技が不自然になりますし、役に入り込まず重要な台詞をただ喋っただけだと薄っぺらになります。

 

面白いな、と思うのですが、思ってもいないことを口にする大体薄っぺらになります。これは演劇に限ったことではなく、日常生活においても、です。

中には器用な人もいるので、そんな風に思わせない人もいますが、マニュアルに沿っただけの言葉が少々不自然に思えるのはこういう所にあるのでしょう。

 

相手を意識し、相手との意思疎通を意識し、その上で思っている心のうちを丁寧に伝えないとお客様に伝わらない。

 

非常に難しいことではありましたが、演劇という土台で経験したことで、会社員時代に役立たせることはできました。

 

会社員時代の活用

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商品開発に携わり、プレゼンをする機会があった時には、話すスピード声量相手の顔を見るアクションなどを意識して行いました。

 

さすがに初めてのプレゼンでは、演劇とは勝手が違ったため、緊張のあまり上司に「そんなにウマくない」と断言されてしまいましたが笑、こちらの話を聞いていないお客様は見当たらなかったので、初プレゼン成功と考えました笑。

 

商談会の会場では、混雑しやすい場所の列を解消するため、迅速かつ的確にお客様に説明することで、他のおすすめ会場への分散を促すこともできました。

ここの伝え方を間違えれば「混んでいて邪魔になるのでどいてくれ」とも捉えられかねません。

しかしお客様の困っている様子も同時に汲むことができたからこそ、空いている箇所への誘導が迅速にいったのでは?と考えています。

 

私は下手かもしれないけど

もちろん私はプロのコミュニケーション講師ではありませんから、こうは言ってもまだまだ「人に伝えること」が下手だなあと思っています。

でも、下手かもしれないけど、演劇研究部で学んだという土台はしっかりあります。

相手を考えて伝えることへの意識の有無は、コミュニケーションを取る上で重要なことだと思っています。

 

人に伝えることは難しいけれど、だからこそ人とのコミュニケーションは楽しかったりします

 

演劇と聞くとウッとなる人もいるかもしれませんが、案外日常生活に役立つ、只の便利ツールだったりします笑。

では。

 

◆本日の一冊◆

彼女の本は、演劇耐性がなくても十分楽しめる良本です。

今週のお題「部活動」

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