陳列された本の上に座る人の心理が知りたい。注意できない私の言い訳。

こんにちは、齋藤吐夢です。

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本屋さんが陳列した本の上に座り、堂々と本を読んでいる人を見た。

注意することで絡まれたくないがために、その人を注意できない自分の弱さを恥じつつ、「無視」は自分の身を守るための1つのスキルである。

つらかった。

 

どんな神経してるの?

そもそも、彼女(彼)らは一体どんな神経をしているのか。どんな神経をしていれば、平気で商品の上に座ることができるのか

 

私が見たその女性は、私より10〜20歳ほど年上だ。別に揶揄されがちなゆとりでもさとりでもない。むしろどう見たって人生の先輩のはずだ

彼女は、子供向けや美容・健康向けのムック本の上にがっつり座りこんで、料理本らしく本を読んでいた。彼女の体重で本がくしゃくしゃになったら、その本は売り物にならないだろう

ここは日本で、品質にうるさい国だ。座られた本が売り物にならなければ、その本は誰にも手をつけられることなくゴミになったり、価格・価値が下がるのだ。

 

過激な言葉で言うならば

過激な言葉で言うならば、彼女の頭は貧しいのだと思う。恐らく何の恩恵も受けてこなかった人なのではないだろうか。お金からも物からも、人からも嫌われているのではないだろうか。

 

いや、むしろ嫌われ者であってほしいと願っている。本当に殴ることや殺すことが合法だとしたら、私は彼女をその場にある買い物カートで轢き殺し、ラベルを貼る道具の角で殴り殺したかった。そのくらいこういう人が大嫌いだ。

 

誰かが買うかもしれない、読むかもしれない、探しているかもしれない。商品として使えなくなるかもしれない、折れてしまうかもしれない。

多分彼女は沢山の「かもしれない」を想像することもできないほどきっとバカで貧しい頭の持ち主なのだ。

 

本が好きで、本屋という空間が好きで、お金が好きで、商売が好きで、人間が好きな私にとって、本当に反吐が出る光景だったし、つばをはきかけてやりたいほど、ああいう人間が心底嫌いだ。

 

注意できない私の言い訳

ただ、私にも悪いところがある

私は彼女を注意することなく、その場を立ち去ったのだ。心底不快な思いをしながらも、何も言うことなく、その場から立ち去った。

 

これは完全に私の心が弱いからである。匿名性をいかし、心底むかつくこの心境を、ブログでしかぶちまけられない私は、どう考えたって臆病者である。

 

しかし、1点言い訳をさせてほしい。

 

彼女が私の注意に対して、逆上してわめき散らすような女だった場合を考えると関わりたくなかった

 

100%・・・とは言わずとも、まあ、割と「あなたが悪いでしょうよ」と思われる方がわめきちらし怒る姿をよく目撃する。

先日はピザ屋の配達員が交通規則を無視したのであろう。四人の警察に囲まれながらもぶち切れ、「やってないって言ってるでしょうよ」の1点張りだった。

彼が本当に無視したかどうかは知らないけれど、わめき散らすのはどうにも良くない。なんせ、悲しくもみっともない。

正当な理由で論理的に反論するならまだしも、わめき散らすのはみっともないのだ。

 

彼女がもし「周りに誰もいないんだからいいでしょ」とか「お前何様なの」とか「店員でもないくせに」とか、理不尽な可能性に怯え、私は逃げたのだ。

 

何を言っても叩かれる

このご時世、何を言っても叩かれる世知辛さがある。芸能人などは本当につくづく思うが、オンオフの切り替えもへったくれもない。

謝っても「謝って許されると思うな」。開き直れば「土下座してでも謝れ」的な世界である。もっともこうやってやいのやいの言う奴はほんの数名で、また大体同じような輩なのだろうが。

 

しかしこのような輩の存在は、

めんどくさいし、うっとうしい。

 

100人いたら100人好きにならない、嫌いにもならない。そんなことくらい知っているが、絡まれた時、関わるのは心底めんどくさくて鬱陶しいのだ。

だから電車内で酔っぱらい、世の不平不満を大声でわめき散らす人がいても、自分の存在を無にして絡まれまいと必死である。要らんキャッチも無視。挙げ句オドオドと営業をかけてくる者も無視。

 

私は心底嫌だな、と彼女のことを忌み嫌いながらも、何もできなかった。間違いを間違いと正せなかったのだ。それは私が私”だけ”を守るためにやったことだ。

 

唇を噛み締めながら

だから、そういう、人様に迷惑をかけるしょうもない連中を目にする時、唇を噛み締めながら大抵は無視をしている。関わりたくないから。

しかしまあ、私自身が難儀な性格の持ち主であり、しょうもないことで苦しむこともしばしばある。

関わりたくない、だけで済めばいいものを、私はそういう連中を見つけるとずっと傷跡が残る。嫌な記憶は、それが他人であろうと忘れられない。

 

結局めんどくさい私の性分をどうにか軽いものにするには、関わらない。無視する。そんな方法しか取れない。虚しさも残るが、致し方ない。

絡まれて逆上されて刺されて死ぬ、そんな過激な妄想は現実に起こる可能性が低すぎて夢物語だけれども、死にたがりの美徳に反するので、回避したい。

好きでもない人から殺されるのだけは、毛頭ごめんだ。

 

だから・・・今の私には本の上に座っていた女に対して、痔にでもなって、本の上どころか椅子にも座れなくなってしまえ!と呪うことしかできない。

ああ、無情。

では。

 

◆本日の一冊◆

劣化する日本人。絶賛劣化中。