休むことの大切さについて。不調を感じたら休む勇気を持とう。

こんにちは、齋藤吐夢です。

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冒頭よりお見苦しい写真ですみません。

これは私の体が発したSOSの一つ、湿疹です。

両腕両足ともにやられました。

 

 

心身ともに健康でありたい

心も身体も健康であれば、なんだってできる。

 

「元気があれば何でもできる」

 

これ本当です。健やかな毎日を過ごすだけで、なんてことない風景が本当に素晴らしく見えたりするんです。

 

私は20歳の頃に悪性リンパ腫という血液のがんになりました。

がんの中では比較的治療の効果があるとはいえ、ステージIVという響きや、抗がん剤治療放射線治療の説明を受けた時には「なんで私が...」と愕然としていました。

 

休むことは大切です。

 

大丈夫、まだいける。そうやって頑張りすぎた経験が続いたから、体調を崩すことが多かったのだと考えています。

がんになった後、もう大丈夫。そう思って頑張りすぎた結果、心の病にもかかりました。

 

頑張りすぎてしまう人に、同じような思いをさせたくない。

同じような思いを今まさにしている人には「一緒に休もう」と伝えたい。

 

不調に気づかないフリ

私が休むことの大切さを理解できるようになるまでの5年間の話をさせていただきます。 お付き合いいただけると幸いです。

 

大学時代に受けた健康診断で、たまたまレントゲン検査を受けていなかったら、病気がしんこうしていたかもしれません。

レントゲン写真には、素人が見ても分かる異常な影が胸の部分に映っていました。

 

罹った病気について調べていくうちに分かったことがあります。

病名が告げられる少し前から起きていた不調が全て、悪性リンパ腫を発症した際に起こる症状でした。

 

  • 寝汗がひどくなる
  • 皮膚のかゆみ
  • 全身のむくみ

 

特にひどかったのは上の2つで、毎晩毎晩どんなに部屋を涼しくしても翌朝パジャマがびしゃびしゃになるほどの汗をかいていました。

皮膚のかゆみは強く、掻きすぎことにより、首の後ろは皮膚がボロボロになり、赤い皮膚が露出し、ぐじゅぐじゅしたものが常に出ていました。

右目瞼にも同じような症状があり、赤くぼつぼつとした皮膚がとても嫌でした。

 

でも私はこのとき、大好きな演劇を続けることしか頭になかった。

 

多少の具合の悪さは無視。気合で何とかなる、と栄養ドリンクばかり飲んでのりきった気でいました。

ところが、宣告されたのは血液のがん。振り返ると、体調不良を自ら悪化させるようなことしかしてこなかったのです。

 

がん治療後、心の病に

抗がん剤治療はイメージしていた通り、きついものでした。

吐き気、食欲不振、口内炎、血圧が下がってしまうからと言って服用している薬の効能と飲まなければならない量(1日19錠)に苦しめられ、動きまわれず、大学の授業でいっぱいいっぱい。

部活動にいつまでたっても復帰できず、部員からも「体を大事にしろ」と参加を止められ、

 

「なんで私がこんな目に遭わなきゃならないんだ!」

 

という誰にもぶつけられない怒りで心がいっぱいに。

 

今はこの選択に誤りはなかったと思えるようになりましたが、治療後の両親の言葉には落ち込みました。

 

「演劇を続ける生活をすると、次にがんになった時に保険で守ることができない」

 

その言葉を受け、一人娘の私は自分の気持ちではなく両親の気持ちを優先しなければ、そう思いました。

ただその後しばらくは、誠に勝手ながら人生を恨んだ。”演劇を続ける夢が絶たれた”と思った。

 

がんになった事実が心に根を深く張る。再発率は低く、治癒率の高い病気とはいえ、がんになったという経験が私を必要以上に怯えさせました。

 

大学院へ進み研究に没頭し始めましたが、本当に好きだったこと(演劇)をやれていない現実が悔しい。

研究室でのうまくいかない人間関係、思うような実験結果が出せず、論文の締め切り、病気への恐怖が重ねに重なり、気づくと私は家から一歩も出られなくなりました。

排泄以外は布団から起き上がれない日々が1か月続き、少し気分が良くなってきた時に冷静な私が私自身を心療内科へと連れていき、『双極性障害Ⅱ型』という名前をもらいました。

 

結局会社を退職する

上記二つをのりこえ、というか受け入れて何とかなって大学院を卒業しました。そしていわゆる「普通の人」の仲間入りを果たしたはずなのですが。

 

一般企業は就職。晴れて正社員となった私は、一年後休職し、結局退職しました。

 

以下愚痴。

取引相手は年中無休で働いている業種でした。だから勤めていた会社の上の方々からは「我々も土日祝日関係なく対応する」という理念がありました。が、取引相手も人間です。業種は年中無休ですが、取引相手である人間はしっかり休んでいます。なおかつ、休むことは悪ではないはずです。しかしお休みの土日だろうと容赦なくかかってくる電話。電話の相手は取引相手だけでなく、チーム員からも来ます。出ないと1分おきに着歴が付きます。メールは1時間おきに確認しろと言われます。私がそのことで軽くノイローゼ気味になり、電話に出なかった時、チーム員の一人がチーム員全員のメールに名指しで吊るし上げられ。チーム員がインフルエンザでも関係なしに電話、電話。チーム員の子供がインフルエンザでも関係なしに電話、電話。新婚旅行、家族サービス中一切関係なし。

 

「電話にでろ」

 

会社によっては「ふつうだよ」とか、「慣れるよ」って人もいることでしょう。

実際私の会社でやっていけてる先輩は全員”慣れ”て乗り越えたという。

でも、疑問に思ったことを解決もせず、続けていく先輩達の姿が異常に思えた。

 

でも私もそこで頑張ってしまった。

 

だって同じチームに私が頑張らなかったら、仕事を回される犠牲者がいたから。

その人がチームに入ってから日に日に笑顔がなくなり、やつれていく姿を見て、私みたいなつらい思いを絶対にさせたくなかった

それが結果的に私をまた不調に追い込んでしまったんですけどね笑

 

不調を感じたら、休む勇気を

20歳から25歳まで、頑張りすぎては体を壊すを性懲りもなく繰り返している。

これは今休む勇気を持てた私から見れば、本当にただのバカです。

 

人生をムダにしている、って思う。

 

休んでいいんです。体の不調が原因でも、心の不調が原因でも。

人のために頑張る、っていうのは良いことかもしれないけど、それで自分壊したら何にもならない

 

会社休めない?そんなことない。チームの人にはぶつくさ言われるかもしれないけど(言われたけど)仕事はあなたがいなくても回るんです。

 

 

休む勇気を持とう

休んでください。

少しでも体や心がおかしいと感じたら、休んでください。

心がもやもやしたら、休んでください。

 

あと少し頑張りたい。分かります。だけど、少し立ち止まってみませんか。

あと少しがどれほど自分に負担だか、理解できたうえで動けるなら、動けばいい。

そうでないなら、休む勇気を持とう。

 

休むことは悪じゃないもの。