人がやらなくても良い仕事が増える。それでも人にやってほしい仕事もある。

こんにちは、齋藤吐夢です。

 

私事ですが、2017年初めての風邪になりました。鼻水が黄色かったので、花粉とか埃ではなく完全に風邪です。

しっかり床に伏せつゝ、ブログを書きます。

今日は、ある仕事人を見て思ったことを書きます。

 

最近の出来事

最近はずっと家にひきこもって仕事をしています。

様々な案件が自宅でこなせるよう、ウェブデザイン制作の勉強もしています。また、自分が撮った写真や書いた小説を積極的に賞へ応募したりもしています。

ですが、ずっと自宅にいるとさすがに行き詰まったり、軽く病みかけるので、時々外へ出かけます。行き先は図書館や美術館やらまあ色々。

 

私が住んでいる家の近くには、大きなホームセンターがあって、そこには必ず車を誘導する人が立っています。

彼らは車が駐車場へ入ってきやすいよう、タイミングを見計らっては歩行者を止め、車を誘導、そして歩行者に一言お礼を言いつつ再び次のタイミングを待ちます。

 

この仕事は、もしかすると人がやる必要のない仕事の1つかもしれない、と思いました。装置を設置し(あるいは装置もいらず)システム化することで、歩行者と車の誘導は簡単にできるかもしれない。

 

それでも私はこの仕事を、人にやってほしいなあ、と思ったのです。

 

人がやらなくても良い仕事

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AI技術が発展し、人工知能がどんどんと発展をとげ、iPhoneのアップデートがくるたびになぞの新機能が追加される時代。

撮った写真が人の顔別に識別されてアルバムになる機能は、正直笑ってしまうけれども精度の良さにびっくりする。さりげなく人を圧倒するかしこさは、すでに十分得られている。

 

だから、これから人がやらなくても良い仕事はどんどん増えていくのだろう。AIの登場する前から「こんな仕事いる?」みたいな仕事は存在しているわけだから、そんな仕事は余計、人工知能に取って代わられるだろう。

 

様々なメディアで、「あと10年でなくなる仕事」について話されている。これもそうだ。

gendai.ismedia.jp

本当に取って代わられた時に、人がどうなってしまうのかは神のみぞ知るというか、自分が当事者になってしまわない限り、分からない。

 

人にやってほしい仕事

でも、私は車の誘導員さんの仕事をする姿を見て、この人の仕事はこの人にしてほしいと思った。彼がどういう想いでこの仕事をしているかは分からないが、人間にだからこそやってほしい仕事はある

 

私が誘導員の仕事を人にやってほしいと思ったのは、その人の仕事ぶりが丁寧だったからだ。歩行者への「ご協力ありがとうございます」の言葉、車へ「ご来店ありがとうございます」と頭を下げる姿。

 

人と人との関係が軽薄だなんだと言われているけれど、このような丁寧な気遣いは、この人なりの心からの行動の1つだと思う。もちろんマニュアルに沿っているとは思うけれど。

 

でもマニュアルに沿っていたとしても、嫌な気はしない。レジの接客係の人の「いらっしゃいませ」も、バスの運転手の乗降者への気遣いも、マニュアル通りだとしても嫌な気はしない。

 

自動運転車が発展を遂げれば、タクシーやバスの運転手は要らない。人工知能の発展により計算能力に応用力がつけば、会社の事務職も要らない。受付や案内係も要らない。

でもそうなった時に、今まで対面していた人がいなくなった時に、人はどういう反応をしていくのだろう。人と人とが対面することがなくなった時、人は人でいられるのかな

 

むしろ人がロボットのように、何も感情を抱かず、脳の指示通りに生き続けるだけの何かになるのかな。

 

結局、人と人との関わりが好き

SFめいた想像を繰り返してみたけれど、結局、私自身が人と人との関わりが好きというだけでもある。

 

マニュアル通りで応用のきかない接客をされたりすると、しっかりさみしいし、逆におせっかいおばちゃんのようなグイグイくる受付係に出会うと、うっとうしいけど愛おしい。

高級ホテルの丁寧で心地いいエスコートも感動するけど、家族でやっているペンションに素泊まりして、そこの子供に案内してもらえることにも感動する。

 

結局、世の中にあることのほとんどは、人工知能で代用がきくんだと思う。今予言されているのはあくまで10年後。

そのまた10年後には人が「人って要らない」って言い出すかもしれないし、人工知能が「人は要らない」って言い始めるのかもしれないし。

「いやいや、ターミネーターの世界にはならないよ」って証明することは私にはできないし。

 

それでもやっぱり人にやってほしいことはあって、そんな人と関わり合える社会で生きたいな。

では。

 

◆本日の一冊◆

自分の顔のアンドロイドをつくる石黒先生が好きです。