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ドキュメンタリー映画を観るなら、これだけは外せないおすすめ映画ベスト3。

こんにちは、齋藤吐夢です。

ドキュメンタリー映画

映画大好きな私ですが、

最近積極的に鑑賞しているジャンルはドキュメンタリーです。

ドキュメンタリー映画は、監督の伝えたいメッセージが直球であればあるほど視線が釘付けになります

私がドキュメンタリ―映画にハマったきっかけというのは、『松島×町山 未公開映画を観るTV』を観たのがきっかけです。日本で公開されていないドキュメンタリー映画を前編後編に分けて鑑賞させてくれる面白いテレビ番組です。

www.mikoukai.net

オセロの松嶋さんと映画評論家の町山さんが、番組の前後に感想や意見交換するのですが、そこで出てくるウラ話もまた興味深く、

「なんで未公開なんだよ、ぐぎぎ・・・」

と思ってしまうほど面白い番組でした。

 

ドキュメンタリー映画おすすめベスト3

そんな風にしてドキュメンタリージャンルにハマった私がおすすめするドキュメンタリー映画ベスト3を発表します。

ドキュメンタリー初心者も楽しめる映画や、観るべき映画だと私が強く感じた映画を用意。

自信を持っておすすめいたします!

 

第3位『クイーン・オブ・ベルサイユ』

★ドキュメンタリー初心者が入りやすい笑える映画★

※ただ笑えるだけではない映画なので考えさせられること間違いなし

 

映画概要

 不動産ビジネスによって大富豪となった夫デヴィッド・シーゲルと元ミセスフロリダの妻ジャッキーは、アメリカでも最も大きい自宅を作るという野望を抱きベルサイユ宮殿を模倣した新居の建設に乗り出す。総工費100億円にも上る超豪邸建設は順調に進んでいたが、世界中が混乱に陥ったリーマンショックによって二人はばく大な負債を抱えてしまう。

出典:解説・あらすじ - クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落 - 作品 - Yahoo!映画

映画を観た時の感想

無一文から億万長者へのし上がったいかにもアメリカンな富裕層夫婦が主役。その豪快すぎる買い物の仕方や、美への追及、まさしくお金持ちといった豪勢な生活が覗ける展開は本当に笑えます

奇想天外な生活風景は、庶民の私にとってフィクションでしか見られないような世界。手が届きません。

ただこの映画は『クイーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落です。事態はどんどん悪化していきます。その様子はドラマチックな転落人生劇なんかではなく、じわじわと堕ちていく家族の映像を淡々と見せられます。

もちろん彼らには大変失礼ですが、転落した彼らの生活(といってもまだまだ豪邸に住んでいるけど)は笑えます。「パンがなければケーキを食べればいいのに」と発言したかの王妃のような台詞が何度も飛び交います。

ただこの映画で注目すべきは、主役の一人である妻ジャッキーの凛々しい姿です。彼女、全然めげません

元々この映画に出てくる夫婦は田舎者から富豪へと変貌を遂げた成り上がりです。でもジャッキーは元々芯の強い女性です。堕ちるところまで堕ちても、「それでも進むしかないわ」と意思を貫き、生きていくジャッキーは勇ましいのです。

 

おすすめポイント

重すぎない題材のドキュメンタリー

富豪だろうが、貧困だろうが、女は強い

 

 

第2位『いのちの食べかた

★これぞ真正面からいのちに臨んだ映画★

※いのちを食べることを理解したいなら必見

 

映画概要

 誰もが毎日のように食べている大量の食品は、どのような過程をへて消費者の手に届くのか? 現代人の命を支えながらも、ほとんど知られていない食料生産の現場に密着。ベルトコンベヤーに注ぎ込まれるヒヨコの群れ、自動車工場のように無駄なく解体される牛など、大規模な機械化により生産・管理された現場の実態が映し出される。

出典:解説・あらすじ - いのちの食べかた - 作品 - Yahoo!映画

映画を観た時の感想

道徳の授業で二回ほど、動物の命をいただくことについての物語に触れたことがあります。屠畜の工程を残酷だと忌み嫌う人も周りにいましたが、いのちをいただく行為に真っ向から向き合う機会がないということ疑問を感じていました

公開当初、映画の後半で登場するブタや牛の屠畜工程があまりにもショッキングだと話題になりました。

ですが果たしてそれは本当にショッキングなものなのでしょうか確かにいのちを奪うという行為の重みは計り知れないですが、ショッキングだと跳ね除けていい話でしょうか。

いのちの食べかた』は、穀物や野菜、魚や肉が、育てられ、刈られ、振り分けられ、人が口にする食べ物の形になるまでを淡々と映し出す映画です。

台詞はありません

作業風景と、その工場で働く人の食事風景だけが映し出されます

効率的に作業が進められていく工程では、そのメカニックの鮮やかな動きにも目を奪われます。漁で得られた魚が次々に機械へ通され、機械によって腹を開き、内臓をとっていく動きは圧巻です。

ひよこやにわとりは巨大な機械によって半ば強制的に振り分けられ、性の選別の工程や肉になるための工程へ運ばれて生きます。葉物野菜も巨大な機械によって吸い取られるように刈られていきます。

あまりにもスピーディーに進められる食べ物になるまでの過程

人がこれを残酷だと言って忌み嫌う理由には、徹底された効率化も影響しているのかもしれません。ただ、効率的に食べ物を供給し続けなければ人は生きていけません

この映画を観て、残酷だから肉はもう食べない、という判断には至らなかった。

奪った命の分しっかり口にして生きなければと思ったのです

 

おすすめポイント

効率の良い食のシーンに感動と疑問を抱ける

いのちを学ぶためには必要な“教材

 

 

第1位『アクト・オブ・キリング

★緊迫感のある映像。これぞ本気のドキュメンタリー映画★

※人が人を殺す。その現実に真正面から挑んだ映画に脱帽します。

 

映画概要

 1960年代のインドネシアで行われていた大量虐殺。その実行者たちは100万近くもの人々を殺した身でありながら、現在に至るまで国民的英雄としてたたえられていた。そんな彼らに、どのように虐殺を行っていたのかを再演してもらうことに。まるで映画スターにでもなったかのように、カメラの前で殺人の様子を意気揚々と身振り手振りで説明し、再演していく男たち。だが、そうした異様な再演劇が彼らに思いがけない変化をもたらしていく。

出典:解説・あらすじ - アクト・オブ・キリング - 作品 - Yahoo!映画

映画を観た時の感想

人を殺す。

そのような行動は一生したくないし、しないと誓っているけれども、毎日どこかで起きている殺人事件や戦争の報道が目に入る度に、その得体の知れない恐怖に怯えています。

アクト・オブ・キリング』はインドネシアで起きた100万人の大虐殺を題材に、当時殺す側にいた人間にアポを撮り、あの時の様子を自身で再現しませんか?と呼びかけた異色の映画です。

目的は、加害者に”殺し”を再現させることで実際に起きたあの大虐殺での殺人の狂気をあぶりだすことでした

加害者たちは映画の前半、得意げに自分の犯した殺しについて話します。それも事細かに。ドキュメンタリーですから、再現映像が突然割り込まれることはありません。ですが、再現映像で偽物の血を見せつけられる以上に、恐怖を感じます

加害者は笑って殺しを語ります。その場に被害者が映っていなくとも、どれだけ残酷な殺し方をしたのか伝わってきます。でも、そんな彼らは加害者ではなくヒーロー扱いされています。

ですが、彼らに変化が生じます。人を殺したことを問われ、人を殺したところを再現するうちに自分のしてきた行為の残酷さに気づいていきます

この過程はあまりにも丁寧に描かれるため、私達はあわや加害者に素直な同情の念を持ちそうになります。

でも、彼らは“殺人を犯した者”です

 

では彼らをそうさせたのは誰なんでしょう。

そうさせた人をそうさせたのは誰なんでしょう。

 

記録として残った彼らの姿を観て、考えなければなりません

人間の闇と狂気から逃れるためにどうすべきかを

 

おすすめポイント

常に漂う緊張感と丁寧な撮影工程

人を殺した、という事の重大さに気づくシーン

 

 

いかがでしたか?

ドキュメンタリー映画は、基本映像が淡々としているので、受け入れにくい雰囲気もあるかもしれませんが、実際に観てみると娯楽映画とはまた違った、視点の違う現実を観ることができるので面白いですよ。

娯楽映画に飽き飽きし始めたら、

ドキュメンタリー映画の開拓をおすすめします。

では。

 

◆本日の一冊◆

 

 本も出てます。

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