【読書のススメ】『スローワーク、はじめました。』は今こそ読むべきです。

こんにちは、齋藤吐夢です。

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図書館で借りてきた一冊を読み切りました。

一昨日、『休職中ですが、心のリハビリに図書館通いが効きそうです。』という記事で図書館の良さについて書いたのですが、本日借りてきた本のうち一冊を読み切りました。

一昨日この『スローワーク、はじめました。』を何気なく手に取って本当に良かったです。この本の刊行は2005年と数えてみると10年前の本とのことで、古い感じがしなくもないですが、内容は決して古いものではありません。

むしろ今、就職活動をしている人の中でその活動自体に疑問を抱いている人や、

会社勤めが向いてないかもしれないなと漠然と不安になっている人

やりたいことが見当たらないけど、今やっていることが楽しいと思えない人

必ずいつの時代にもいる、「働くこと」について疑問や不安を感じている人のために書かれた本だな、と思いました。2005年に出版されたからといって決して古い内容ではないです。

 

今の働き方に少しでも疑問を抱くなら

まさしく今の私がそうで、会社員として勤めた期間は約一年ほどとかなり短いのですが、私は自分の働き方に疑問を抱いていました。

働くことは誰にだってできると思っていますし、私自身仕事はかなりしっかりこなせていたと思います。仕事内容に関しても、会議や営業先との商談のために外出し、商品の紹介・営業は楽しかったです。

ただ、自分を削っているような感覚と、目的もなく貯まっていくお金、また金額的にはかなりの売り上げを誇っている人が、組織に所属しているため収入が一定だということ、逆に「この人普段何やってんだろ~」という人と尊敬する人の給料が一緒だったという現実を目にしたとき、”なにか違う”と感じました。

そう思い始めたら、心身共に不健康な時期がやってきて、今の状態になるまであっという間でした。少し悲しかったです。

だからといって、夢ある人々のように、私が羨ましいな、と思ってしまう先輩方のようにやりたいこともないし、情熱もなくて、不安感でいっぱいだったからこそ、この本が私の手元に貸し出されたのだと思います。

 

3種類のスローワーカーが登場します

目次をメモってくるのを忘れるという大失態を犯していますが、大きく分けて3種類のスローワーカーが登場します。

  • 「好き」を仕事にするために努力した人
  • 自分に向いていたことがそのまま仕事になった人
  • とりあえずなんでもやってみようの精神で挑戦した人

こんな印象のスローワーカーが24人登場します。なのでこの本を読めば、自分のスタイルの軸が見えてくるはずです。好きなことのためにそれ相応の努力をした人もいれば、やってみようかな、と肩の力の抜けたスタイルで仕事をこなすことができた人まで様々なスタイルが登場します。

社長になった人もいれば、ウクレレ職人、占い師さんなんかも紹介されているので、本当に働くスタイルはなんでもありです。だからこそ、心に響くものがあったのだと思います。幅広い職種が紹介されているおかげで、励まされました。

自己啓発本や起業のイメージが浮かぶ人にとっては、この本は参考にならないです。ですが、自己啓発本や起業のイメージについて劣等感を抱きがちな少し自信のない人には刺さる言葉がたくさんあります。だって私がそうなのだもの。

 

最終章、森永卓郎さんの言葉が励みになる

私がこの本で最もおすすめしたい章は、最終章の森永卓郎さんの章です。このスローワークについての本を総括したような内容なのですが、迷っている人の背中をポンと押してくれるような優しくも適格な言葉がそこにはあります。

まずやるんです。すぐやるんです。~(中略)~

やってみると、あらゆることがわかるんですよ。やらないとわからないんです。だからとりあえず、自分が本当にやりたいことでいけるのかってアタリをつけるためにも、まずやる。ダメだったら、さっと退く。一番いけないのは、不退転の決意と背水の陣ですね。ダメなんですよ、そんなに力を入れちゃ。パッとやって、ダメだったら次へ行こう、っていうくらいの力の入れ方でやらないと。

うじうじ悩むくらいなら、やってみて、向いてないなって分かったら次へ行けばいいというこの言葉が響きました。

私にとっては、会社員生活がこれに当たるかもしれません。ダメだったから、辞めたっていう後付け理由ですが、それでよかった気がしているんです。向いてねえなあ、ってことが分かっただけでも設けもんな一年半だったということですから笑。

 

とにかく、はじめてみよう。

あと一歩を踏み出す勇気が出ない人は、ぜひ手にとって読んでみてください。2005年初版とはいえ、今ゆとりやらさとりやら名前をつけられてしまった世代の人達にとっては、自分にとっての幸せを考えることができるでしょう。

迷っていないで一歩進もう!

お金<時間や好きなこと、な人は必読です。

では。

 

◆本日の一冊◆