双極性障害Ⅱ型と診断された私が、毎日を過ごしやすい理由。環境を変えて、自分を受け入れる。

こんにちは、齋藤吐夢です。

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かつての私は自分の心のアップダウンに苦しんでいました。

 

でも今は、毎日がとても過ごしやすいです。

 

私は薬物療法を続けるのをやめた身なので、正式に寛解した訳ではありません。だから時々は気分の浮き沈みに悩むこともあります。でもこの症状を理解し受け入れたことで、 すっとラクになりました

 

もし同じように苦しんだり悩んでいる人が、この話をきっかけに少しでもラクになれたら嬉しいです。

 

目次 

 

毎日を過ごしやすい理由

毎日を過ごしやすい理由は、自分の症状を素直に受け入れたからです。

 

双極性障害という診断を受けて、気分の浮き沈みが激しくなってしまうことを知りました。この症状に振り回されるのは正直しんどいけど、そこから抗おうとすれば、もっともっとしんどい。

 

だから、全部受け入れました

 

受け入れるまでの軌跡

私がこの結論に至るまでのお話をさせてください。もし同じような悩みを抱えている人がいれば、ぜひ参考にしてください。

 

診断される前まで

幼少期から感情の浮き沈みが激しい子供ではありました。とはいえ、対人関係における問題が発生したことは、ありがたいことに一度もありません。

 

ただ一つだけ、気になる悩みがありました。

 

自分に向けた感情をうまくコントロールできなかったことです。

 

日によって、週によって、自分の感情がコロコロ変わり、自分自身がそれに振り回されていました。

 

例えば学生時代、「勉強が全てだ!」と言わんばかりにやる気があふれ出る日もあれば、一気にやる気が失せてしまう日もありました。

 

絶不調に陥る大学時代

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大学時代、私は演劇研究部に所属していました。私にとって演じるということは、他の誰かになれる楽しい時間でした。

 

しかし、当時の私は演じることに夢中になるあまり、部活動の仲間に対して傍若無人な振る舞いを行なっていました。このことは、私のもとから友人が立ち去ってしまう原因にもなります。

 

そして「演劇で生きていく!」と決心した20歳の春、悪性リンパ腫という血液の”がん”が発覚。大好きな演劇活動はしばらくお休みすることになり、不満や不安感が蓄積されていきました。

 

周りが見えなくなっていたこと、”がん”というショッキングな出来事がきっかけで、感情の波は激しさを増しました。

 

気づけば他人を誹謗中傷するようになっていました。

 

 

病気のトラウマと研究で消耗する 

演劇の道へ進むことはあきらめ、もうひとつ興味のあった研究の道へと進むことにしました。

 

しかし通っていた大学院では担当教授とのウマが合わず、実験も失敗ばかり。

 

実験なんて失敗することが当たり前なのですが、その時の私は演劇部での出来事や”がん”になったことで心にモヤモヤが残っていました。

 

「なんで私ばっかりこんな目に遭うんだ」

 

「人生うまくいかない」

 

などと自分を追い詰めていました。

 

一方で「何だか調子がいい!」と思える日には朝六時くらいから夜十時くらいまで残って研究していたのです。

 

突然、起き上がれなくなった

そんなある日のこと。私は突然、布団から起き上がれなくなりました。

 

調子が悪い日に、研究室を1日欠席することはありましたが、この日をきっかけに3週間、食事・排泄以外で布団から出ることはありませんでした。

 

3週間近くたって、少し冷静さを取り戻した時、慌てて病院へ駆け込みました。

 

双極性障害Ⅱ型と診断される

そこでようやっと診断を受けることができたんです。

 

心療内科で受けたカウンセリングで、この名称を聞いた時、正直私はほっとしました。

 

今まで生きてきた20数年間の、もやもやとしたものが全て解消できた、納得できたような気がしたからです。

 

Ⅱ型は躁状態鬱状態が交互に繰り返されると言います。

 

先に書いてきたお話で赤字のところ、私が「なんだか調子がいい!」と思っていた日は、実は躁状態だったんですよね。

 

その日から私は薬を飲み始め、少しずつ波を抑えることができました。

 

環境を変える必要がある

できる限り普通であろう。

 

薬を処方された時、そう思いました。普通に卒業して、普通に就職しよう。これで普通の人生が歩める。そう思いました。

 

薬物療法でコントロールできるようになった私は、無事に大学院を卒業し、就職することになりました。

 

しかし、結果を先に言うと、私はこの就職先に合いませんでした。

 

業界内での評判は高いです。しかし先輩社員が”我慢”や”慣れ”で問題を乗り越えようとしている姿に疑問を抱きました。私の周りにいる入社1~9年目の若い社員も次々に辞めていきます。

 

私はそんな会社の状況や対人関係に不安を抱くようになり、その不安感から来る感情の波を抑えるために、薬がどんどん増えていきました。

 

しかし心より先に身体が壊れてしまいます。

 

腹痛・下痢・動悸がひどくなり会社を早退することになりました。実はこの時、がんの再発疑惑が浮上していたため、このまま薬を飲んで頑張っても、環境を変えないと何も変わらない・・・そう思って、会社を退職することになります。

 

受け入れる前に重要なこと

「環境や考え方を変えなければ、だめになる」と思っています。

 

苦しいことを我慢し、なんとなく毎日を過ごすより、症状があっても過ごしやすい、健やかな毎日を過ごすべきだと考えています。

 

受け入れる前に、環境を見直してみましょう

 

では。

 

 ◆本日の一冊◆

つらい時、この本で心がラクになりました。